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『「俺の」Jリーグアウォーズ』 #15

 2021シーズンも終了し、2022シーズンに向けて各チーム戦力補強などを行なっています。

 そのような中で、来シーズンの展望ではなく、「1人のJリーグファン」として勝手に、個人的な主観でJリーグアウォーズを行いたいと思います。

 今回はJ1を振り返っていきたいと思います。
 次回から各賞に移れればと思います。

J1 

 今シーズンのJ1リーグは、20チームで行われました。
 通常は、18チームですので異例のシーズンと言えます。
 チームは、北から以下の通りです。

 北海道コンサドーレ札幌
 ベガルタ仙台
 浦和レッズ
 柏レイソル
 FC東京
 川崎フロンターレ
 横浜Fマリノス
 横浜FC
 湘南ベルマーレ
 清水エスパルス
 名古屋グランパス
 ガンバ大阪
 セレッソ大阪
 ヴィッセル神戸
 サンフレッチェ広島
 徳島ヴォルティス
 アビスパ福岡
 サガン鳥栖
 大分トリニータ

ここからは、各チームについて個別に見ていこうと思います。

1、北海道コンサドーレ札幌

 北海道コンサドーレ札幌は、北海道を本拠地とする唯一のJリーグクラブです。
 今シーズンの成績概要は以下のとおりです。

 10位
 勝ち点51 (14勝9分15敗)
 48得点50失点

 上位進出を目指して臨んだ今シーズンは、10位でフィニッシュしました。
 一昔前の札幌は、J1とJ2を行き来する「エレベータークラブ」でしたが、最近はペドロビッチ監督や野々村社長を中心にチーム強化をおこなっており、今やJ1常連のクラブへと成長しました。

 1月3日時点で、来シーズン在籍することが決定している選手は以下の通りです。

監督
 ああ
GK
 ×
DF
 西野奨太(←コンサドーレ札幌U18)
MF
 檀崎竜孔(←ジェフユナイテッド千葉/復帰)
 田中宏武(←立正大学)
 井川空(←筑波大学)

FW
 藤村怜(←モンテディオ山形/復帰)
 興梠慎三(←浦和レッズ/期限付き移籍)

 太字は、新加入選手や新卒選手などの新規入団選手です。

 一方、現時点で契約満了などが発表された選手は以下の通りです。

GK
 ×
DF
 キム・ミンテ(→鹿島アントラーズ/完全移籍)
 濱大耀(→カターレ富山/期限付き移籍期間延長)
MF
 白井康介(→京都サンガ/完全移籍移行)
FW
 ジェイ・ボスロイド
 岩崎悠人(→サガン鳥栖/期限付き移籍期間延長)

 以上です。

 今シーズン最終節を参考にした、今シーズンのメインスカッドは以下の通りです。

 コンサドーレは「契約延長」などをその都度発表するクラブではないので、現状の選手の発表の少なさは例年通りです。
 1番のポイントは、コンサドーレ札幌に長く在籍した四方田氏が退団をしたことでしょう。監督は変わっていないため、横浜FCへ多くの選手が引き抜かれることはないとは思いますが、1人「コンサドーレイズム」を知っている人が退団した影響は大きいと思います。

2、ベガルタ仙台

 ベガルタ仙台は、宮城県を本拠地とする唯一のJリーグクラブです。
 今シーズンの成績概要は以下のとおりです。

 19位
 勝ち点28 (5勝13分20敗)
 31得点62失点

 J1残留、その後の上位進出を目標とし、かつて、仙台を上位へ導いた手倉森監督を再び招聘した今季は、シーズン当初から不可解な選手起用が目立ち、悪循環になってしまいました。
 結果、浮上の兆しを見出すことはできず、無念のJ2降格となってしまいました。
 2021シーズンの最後に暫定で指揮をとった原崎監督が来季からは正式に指揮官に就任します。

 1月3日時点で、来シーズン在籍することが決定している選手は以下の通りです。

監督
 原崎政人
GK
 ストイシッチ
 小畑裕馬
 井岡海都
 杉本大地(←ジュビロ磐田/完全移籍)
DF
 平岡康裕
 真瀬拓海
 福森直也
 照山颯人
 蜂須賀孝治
 吉野恭平
 内田裕斗(←サガン鳥栖/完全移籍)
 若狭大志(←東京ヴェルディ/完全移籍)
 キム・テヒョン(←蔚山現代/期限付き移籍)

MF
 氣田亮真
 石原崇兆
 富田晋伍
 松下佳貴
 遠藤康(←鹿島アントラーズ/完全移籍)
 大曽根広汰(←日本体育大学)

FW
 加藤千尋
 富樫敬真
 フィリペ・カルドーゾ
 中山仁斗(←水戸ホーリーホック/完全移籍)

 太字は、新加入選手や新卒選手などの新規入団選手です。

 一方、現時点で契約満了などが発表された選手は以下の通りです。

GK
 ヤクブ・スウォヴィク(→FC東京/完全移籍)
DF
 長倉颯
 アピアタウィア久(→京都サンガ/完全移籍)
MF
 関口訓充
 田中渉(→レノファ山口/期限付き移籍期間延長)
 秋山陽介(→ジェフユナイテッド千葉/期限付き移籍)
 上原力也(→ジュビロ磐田/復帰)
FW
 西村拓真(→横浜Fマリノス/完全移籍)

 以上です。

 今シーズン最終節を参考にした、今シーズンのメインスカッドは以下の通りです。

 J2に降格したチームのある種の宿命として、複数の主力選手が引き抜かれます
 実際に、GKのスウォヴィク選手とFWの西村選手、DFのアピアタウィア選手は既に移籍が発表されています。
 J2に落ちることで、財政規模も縮小せざるを得ないので、他所から多くの選手を引き抜くというよりは、新卒や下部組織出身選手の育成中心になるのではないでしょうか。しかし、今オフに関しては、J2降格初年度ということで、そのような指針が明瞭に現れることはないでしょう

3、鹿島アントラーズ

 鹿島アントラーズは、茨城県を本拠地とするJリーグクラブです。
 今シーズンの成績概要は以下のとおりです。

 4位
 勝ち点69 (21勝6分11敗)
 62得点36失点

 今シーズンの鹿島アントラーズは4位でシーズンを終えています。
 川崎フロンターレが独走体制を築いた後は、ACL出場権獲得も目標に、ヴィッセル神戸や名古屋グランパスと熾烈な順位争いをしましたが、惜しくも4位となり来季のACL出場権獲得を逃しています。
 来季からは、スイス人のヴァイラー監督が就任し、クラブ史上初の欧化政策へと乗り出しています。

 1月3日時点で、来シーズン在籍することが決定している選手は以下の通りです。

監督
 レネ・ヴァイラー
GK
 ×
DF
 キム・ミンテ(←北海道コンサドーレ札幌/完全移籍)
 小田逸稀(←ジェフユナイテッド千葉/復帰)
 溝口修平(←鹿島アントラーズU18)

MF
 仲間隼斗(←柏レイソル/完全移籍)
 樋口雄太(←サガン鳥栖/完全移籍)
 中村亮太朗(←ヴァンフォーレ甲府/完全移籍)
 名古新太郎(←湘南ベルマーレ/復帰)

FW
 鈴木優磨(←シントトロイデン/完全移籍)

 太字は、新加入選手や新卒選手などの新規入団選手です。

 一方、現時点で契約満了などが発表された選手は以下の通りです。

GK
 ×
DF
 杉岡大暉(→湘南ベルマーレ/期限付き移籍期間延長)
 佐々木翔悟(→ジェフユナイテッド千葉/完全移籍)
 永戸勝也(→横浜Fマリノス/完全移籍)
 奈良竜樹(→アビスパ福岡/完全移籍移行)
 犬飼智也(→浦和レッズ/完全移籍)
 町田浩樹(→ウニオン・サンジロワーズ/期限付き移籍)
MF
 永木亮太(→湘南ベルマーレ/完全移籍)
 レオ・シルバ(→名古屋グランパス/完全移籍)
 遠藤康(→ベガルタ仙台/完全移籍)
 白崎凌兵(→清水エスパルス/完全移籍)
 須藤直輝(→ツエーゲン金沢/育成型期限付き移籍)
FW
 有馬幸太郎(→いわきFC/復帰後完全移籍)
 垣田裕暉(→サガン鳥栖/期限付き移籍)

 以上です。

 今シーズン最終節を参考にした、今シーズンのメインスカッドは以下の通りです。

 相馬監督のもと、シーズンの大半を走り切った鹿島アントラーズは、一気に若手にシフトした印象です。ただ、来季に向けてCBの町田選手、犬飼選手の主力2人が移籍するなど、放出した顔ぶれは豪華な面々です。
 一方、獲得も、「日本代表級」というわけではありませんが、J2での実績が豊富な選手などを着実に補強しています。

4、浦和レッズ

 浦和レッズは、埼玉県を本拠地とするJリーグクラブです。
 今シーズンの成績概要は以下のとおりです。

 6位
 勝ち点63 (18勝9分11敗)
 45得点38失点

 「3年計画」を掲げた今季の目標は、「ACL出場権」の獲得でした。リーグ戦の結果では残念ながら目標達成とはなりませんでしたが、天皇杯を制覇したことで無事、「ACL出場権」を獲得しました。
 特に、リカルド監督就任1年目となった今季は、J2での実績を残している選手を多く獲得し、彼らがフィットしたことで躍進を遂げました。また、今までの路線では少なかった欧州路線に切り替え、ユンカー選手やショルツ選手がフィットし活躍しました。

 1月3日時点で、来シーズン在籍することが決定している選手は以下の通りです。

監督
 リカルド・ロドリゲス
GK
 牲川歩見(←水戸ホーリーホック/完全移籍)
DF
 馬渡和彰(←大宮アルディージャ/完全移籍)
 大畑歩夢(←サガン鳥栖/完全移籍)
 犬飼智也(←鹿島アントラーズ/完全移籍)
 知念哲也(←FC琉球/完全移籍)
MF
 松崎快(←水戸ホーリーホック/完全移籍)
 松尾佑介(←横浜FC/完全移籍)
 ダヴィド・モーベルグ(←スパルタ・プラハ/完全移籍)
FW
 木原励(←京都橘高校)

 太字は、新加入選手や新卒選手などの新規入団選手です。

 一方、現時点で契約満了などが発表された選手は以下の通りです。

GK
 塩田仁史(引退)
 福島春樹
 石井僚(→YSCC横浜/育成型期限付き移籍期間延長)
DF
 槙野智章(→ヴィッセル神戸/完全移籍)
 宇賀神友弥(→FC岐阜/完全移籍)
 トーマス・デン
 大城蛍(→愛媛FC/完全移籍)
 山中亮輔(→セレッソ大阪/完全移籍)
 荻原拓也(→京都サンガ/期限付き移籍期間延長)
 藤原優大(→SC相模原/期限付き移籍期間延長)
 福島竜弥(→SC相模原/期限付き移籍)
 橋岡大樹(→シントトロイデン/完全移籍移行)
MF
 池髙暢希(→ギラヴァンツ北九州/完全移籍)
 田中達也(→アビスパ福岡/完全移籍)
 汰木康也(→ヴィッセル神戸/完全移籍)
 金子大毅(→京都サンガ/期限付き移籍)
FW
 興梠慎三(→北海道コンサドーレ札幌/期限付き移籍)
 伊藤涼太郎(→アルビレックス新潟/完全移籍)
 杉本健勇(→ジュビロ磐田/期限付き移籍)

 以上です。

 今シーズン最終節を参考にした、今シーズンのメインスカッドは以下の通りです。

 2018年のメンバーと比べたりすると、違うのが一目瞭然です。
 ほとんどの選手がいなくなり、現在「主力」として活躍している選手のほとんどが在籍2年以内です。また、今冬も多くのIN/OUT情報が既にリリースされており、主力級で行くと、汰木選手の移籍が決まっています。一方で、松尾選手や松崎選手といったイキのいい選手の獲得に成功しています。

5、柏レイソル

 柏レイソルは、千葉県を本拠地とするJリーグクラブです。
 今シーズンの成績概要は以下のとおりです。

 15位
 勝ち点41 (12勝5分21敗)
 37得点56失点

 今シーズンの柏レイソルは14位でシーズンを終えています。
 一言で言うと「期待はずれ」のシーズンであったと言えます。ネルシーニョ監督の手腕には疑問も持たざるうえない上、江坂選手など主力選手の退団などからも選手と監督間での確執も噂されました。

 1月3日時点で、来シーズン在籍することが決定している選手は以下の通りです。

監督
 ネルシーニョ
GK
 猿田遥己(←横浜FC/復帰)
DF

 岩下航(←ロアッソ熊本/完全移籍)
 田中隼人(←柏レイソルU18)

MF
 中村慶太(←清水エスパルス/完全移籍)
 小屋松知哉(←サガン鳥栖/完全移籍)
 加藤匠人(←筑波大学)
 土屋巧(←日本大学柏高校)

FW
 ドウグラス(←ヴィッセル神戸/完全移籍)
 森海渡(←筑波大学)
 真家英嵩(←柏レイソルU18)
 升掛友護(←柏レイソルU18)

 太字は、新加入選手や新卒選手などの新規入団選手です。

 一方、現時点で契約満了などが発表された選手は以下の通りです。

GK
 滝本晴彦(→FC今治/期限付き移籍)
DF
 杉井颯
 高橋峻希(→Vファーレン長崎/完全移籍)
MF
 ヒシャルジソン(→セアラー)
 仲間隼斗(→鹿島アントラーズ/完全移籍)
 神谷優太(→清水エスパルス/完全移籍)
 瀬川祐輔(→湘南ベルマーレ/完全移籍)
 イッペイ・シノヅカ(→アルビレックス新潟/期限付き移籍)
FW
 クリスティアーノ(→Vファーレン長崎/完全移籍)

 以上です。

 今シーズン最終節を参考にした、今シーズンのメインスカッドは以下の通りです。

 メンバー云々もですが、正直な印象は「大丈夫か?」です。
 主力級選手の移籍が相次いでおり、夏には江坂選手。この冬の移籍市場ではクリスティアーノ選手、仲間選手、瀬川選手の移籍が決定。そして、古賀選手にも移籍の噂があります。
 清水から中村選手や神戸からドウグラス選手など実績面では劣らない選手の獲得に成功しているものの、チームとしての「継続性」は大きくは見込めず、またキャンプを通してスタイルを浸透させなくてはいけません。

6、FC東京

 FC東京は、東京都を本拠地とする唯一のJリーグクラブです。
 今シーズンの成績概要は以下のとおりです。

 9位
 勝ち点53 (15勝8分15敗)
 49得点53失点

 2021年のFC東京は最高のスタートでした。
 2021年1月4日、国立競技場で開催されたYBCルヴァンカップ2020決勝において、柏レイソルを倒しタイトルを獲得しました。その後、長谷川健太監督(当時)は、「タイトルを取るとタイトルが集まってくる」と話したものの、2021シーズンは苦戦が続き、終盤には1試合8失点も記録しました。

 1月6日時点で、来シーズン在籍することが決定している選手は以下の通りです。

監督
 アルベル・プッチ・オルトネダ(←アルビレックス新潟)
GK
 児玉剛
 波多野豪
 林彰洋
 ヤクブ・スウォヴィク(←ベガルタ仙台/完全移籍)
DF
 森重真人
 長友佑都
 蓮川壮大
 鈴木準弥
 岡崎慎
 中村帆高
 バングーナガンデ佳史扶
 木本恭生(←名古屋グランパス/完全移籍)
 エンリケ・トレヴィザン(←大分トリニータ/完全移籍)
 岡庭愁人(←明治大学)

 
MF
 三田啓貴
 高萩洋次郎
 東慶悟
 内田宅哉
 青木拓矢
 紺野和也
 品田愛斗
 渡邊凌磨
 安部柊斗
 松木玖生(←青森山田高校)
 梶浦勇輝(←FC東京U18)
 安田虎士朗(←FC東京U18)

FW
 ディエゴ・オリヴェイラ
 永井謙佑
 アダイウトン
 山下敬大(←サガン鳥栖/完全移籍)
 野澤零温(←FC東京U18)

 太字は、新加入選手や新卒選手などの新規入団選手です。

 一方、現時点で契約満了などが発表された選手は以下の通りです。

GK
 阿部伸行(→いわてグルージャ盛岡/完全移籍)
DF
 渡辺剛(→コルトレイク/完全移籍)
 中村拓海(→横浜FC/完全移籍)
 木村誠ニ(→モンテディオ山形/期限付き移籍)
 山田将之(→大宮アルディージャ/完全移籍移行)
 鈴木喜丈(→水戸ホーリーホック/完全移籍移行)
 大森理生(→FC琉球/育成型期限付き移籍)
 ジョアン・オマリ
MF
 アルトゥール・シルバ(→カターレ富山/期限付き移籍)
 宮崎幾笑(→ファジアーノ岡山/完全移籍移行)
FW
 ×

 以上です。

 今シーズン最終節を参考にした、今シーズンのメインスカッドは以下の通りです。

 「タイトルを取る」という目標のもと望んだ今シーズンは、なんとも期待外れの結果になってしまいました。
 特に、サイドバックの怪我人の多さは異常で、一時は小川選手と中村拓選手しかいない状況になり、夏の移籍市場ではブラウブリッツ秋田から鈴木選手を緊急補強することとなりました。

7、川崎フロンターレ

 川崎フロンターレは、神奈川県を本拠地とするJリーグクラブです。
 今シーズンの成績概要は以下のとおりです。

 1位
 勝ち点92 (28勝8分2敗)
 81得点28失点

 圧倒的な強さで今季のJリーグを制覇した絶対王者。
 つけいる隙がないというのが本音ではないだろうか。
 攻撃一辺倒ではなく、安定した守備や、マルチロールの旗手選手を存分に活かした攻撃は迫力が抜群。

 1月6日時点で、来シーズン在籍することが決定している選手は以下の通りです。

監督
 鬼木達
GK
 チョン・ソンリョン
 早坂勇希(←桐蔭横浜大学)
DF
 ジェジエウ
 佐々木旭(←流通経済大学)
MF
 瀬古樹(←横浜FC/完全移籍)
 永長鷹虎(←興国高校)
 松井蓮之(←法政大学)

FW
 レアンドロ・ダミアン
 マルシーニョ

 太字は、新加入選手や新卒選手などの新規入団選手です。

 一方、現時点で契約満了などが発表された選手は以下の通りです。

GK
 イ・キョンテ(→金海市庁FC/完全移籍)
DF
 マギーニョ
MF
 イサカ・ゼイン(→横浜FC/期限付き移籍)
 長谷川達也(→横浜FC/完全移籍)
 原田虹輝(→AC長野パルセイロ/期限付き移籍)
FW
 旗手怜央(→セルティック/完全移籍)
 宮代大聖(→サガン鳥栖/期限付き移籍先変更)

 以上です。

 今シーズン最終節を参考にした、今シーズンのメインスカッドは以下の通りです。

 圧倒的な強さを見せたフロンターレは夏に、田中選手、三苫選手が移籍してもなお力を他チームに見せつけました。
 欠点を強いて言えば、「九州勢に若干弱い」ということでしょうか。

8、横浜Fマリノス

 横浜Fマリノスは、神奈川県を本拠地とするJリーグクラブです。
 今シーズンの成績概要は以下のとおりです。

 2位
 勝ち点79 (24勝7分7敗)
 82得点35失点

 今年のマリノスは、夏に監督がスコットランドの強豪、セルティックへと引き抜かれました。その後、シントトロイデンなどで監督をつとめた経験のあるマスカット監督を招聘し、ポステコサッカーを継続しつつ、2位の座を確保しました。

 1月8日時点で、来シーズン在籍することが決定している選手は以下の通りです。

監督
 マスカット
GK
 高丘陽平
 田川和樹
 中林洋次
 オビ・パウエル・オビンナ(←栃木SC/復帰)
DF
 畠中槙之輔
 チアゴ・マルチンス
 實藤友紀
 岩田智輝
 小池龍太
 松原健
 角田涼太朗
 池田航(←カマタマーレ讃岐/復帰)
 小池裕太(←セレッソ大阪/完全移籍)
 永戸勝也(←鹿島アントラーズ/完全移籍)
 西田勇祐(←横浜FマリノスU18)

MF
 喜田拓也
 水沼宏太
 渡辺皓太
 吉尾海夏(←FC町田ゼルビア/復帰)
 樺山諒乃介(←モンテディオ山形/復帰)
 藤田譲瑠チマ(←徳島ヴォルティス/完全移籍)
 山根陸(←横浜FマリノスU18)

FW
 エウベル
 レオ・セアラ
 マルコス・ジュニオール
 宮市亮
 仲川輝人
 ンダウ・ターラ(←FC町田ゼルビア/復帰)
 西村拓真(←ベガルタ仙台/完全移籍)

 太字は、新加入選手や新卒選手などの新規入団選手です。

 一方、現時点で契約満了などが発表された選手は以下の通りです。

GK
 原田岳(→Vファーレン長崎/完全移籍)
 梶川裕嗣(→ジュビロ磐田/完全移籍)
DF
 ティーラトン(→ブリーラム/完全移籍)
 伊藤槙人(→ジュビロ磐田/完全移籍移行)
 和田拓也(→横浜FC/完全移籍)
 生駒仁(→レノファ山口/完全移籍)
 西山大雅(→横浜FC/完全移籍)
 平井駿助(→ラインメール青森/期限付き移籍)
MF
 天野純(→蔚山現代/期限付き移籍)
 扇原貴宏(→ヴィッセル神戸/完全移籍)
 松田詠太郎(→アルビレックス新潟/期限付き移籍)
 榊原彗悟(→ラインメール青森/期限付き移籍)
 椿直起(→水戸ホーリーホック/期限付き移籍)
 山田康太(→水戸ホーリーホック/完全移籍移行)
 南拓都(→いわてグルージャ盛岡/期限付き移籍)
FW
 杉本健勇(→ジュビロ磐田/復帰後期限付き移籍)
 前田大然(→セルティック/期限付き移籍)
 山谷侑士(→横浜FC/期限付き移籍)

 以上です。

 今シーズン最終節を参考にした、今シーズンのメインスカッドは以下の通りです。

 マリノスは、ここ数シーズンメンバーの基本ベースは変更はありません。ただ、毎年1人や2人程の変更があります。
 特に、CBやDMFの控えには大分トリニータから岩田選手を獲得したので、随分とメンバーのやりとりがしやすくなりました。

9、横浜FC

 横浜FCは、神奈川県を本拠地とするJリーグクラブです。
 今シーズンの成績概要は以下のとおりです。

 20位
 勝ち点27 (6勝9分23敗)
 32得点77失点

 昨シーズン、コロナ禍による降格なしという特例があったとは言え、史上初のJ1残留を達成しました。しかし、その余波として降格チームが4チームとなった過酷な2021シーズンは最下位で降格してしまいました。

 1月10日時点で、来シーズン在籍することが決定している選手は以下の通りです。

監督
 四方田修平(←コンサドーレ札幌コーチ)
GK
 スベンド・ブローダーセン
 大内一生
 市川暉記
 六反勇治
DF
 ガブリエウ
 高橋秀人
 武田英二郎
 岩武克弥
 高木友也
 韓浩康
 中塩大貴
 和田拓也(←横浜Fマリノス/完全移籍)
 イサカ・ゼイン(←川崎フロンターレ/期限付き移籍)
 中村拓海(←FC東京/完全移籍)
 亀川諒史(←Vファーレン長崎/完全移籍)
 西山大雅(←横浜Fマリノス/完全移籍)
 杉田隼(←横浜FCユース)

MF
 中村俊輔
 松浦拓弥
 齋藤功佑
 安永玲央
 手塚康平
 近藤友喜
 長谷川竜也(←川崎フロンターレ/完全移籍)
 ハイネル(←トンベンセ/期限付き移籍)
 山下諒也(←東京ヴェルディ/完全移籍)
 古宿理久(←水戸ホーリーホック/復帰)
 田部井涼(←法政大学)

FW
 フェリペ・ヴィゼウ
 サウロ・ミネイロ
 クレーべ
 渡邉千真
 小川航基(←ジュビロ磐田/完全移籍)
 山谷侑士(←横浜Fマリノス/期限付き移籍)
 伊藤翔(←松本山雅/復帰)

 太字は、新加入選手や新卒選手などの新規入団選手です。

 一方、現時点で契約満了などが発表された選手は以下の通りです。

GK
 猿田遥己(→柏レイソル/復帰)
 南雄太(→大宮アルディージャ/完全移籍移行)
DF
 マギーニョ
 熊川翔
 袴田裕太郎(→ジュビロ磐田/完全移籍)
 前嶋洋太(→アビスパ福岡/完全移籍)
 星キョーワン(→いわきFC/期限付き移籍先変更)
 田代真一(→大宮アルディージャ/完全移籍)
 伊野波雅彦
MF
 瀬古樹(→川崎フロンターレ/完全移籍)
 松尾佑介(→浦和レッズ/完全移籍)
 アルトゥール・シルバ(→カターレ富山/復帰後期限付き移籍)
 草野侑己(→FC琉球/期限付き移籍先変更)
FW
 ジャーメイン良(→ジュビロ磐田/完全移籍)

 以上です。

 今シーズン最終節を参考にした、今シーズンのメインスカッドは以下の通りです。

 今季は、前半戦に極度の不信に陥り、監督解任などもありました。
 夏に、多くの外国籍選手を獲得し、追い上げたものの、「時すでに遅し」。

10、湘南ベルマーレ

 湘南ベルマーレは、神奈川県を本拠地とするJリーグクラブです。
 今シーズンの成績概要は以下のとおりです。

 16位
 勝ち点37 (7勝16分15敗)
 41得点53失点

 残留をなんとか果たしたシーズンでした。
 最終節前には、オリヴェイラ選手の訃報もとびこんでくるなど、いい意味でも悪い意味でも特徴的なシーズンであったと言えます。

 1月10日時点で、来シーズン在籍することが決定している選手は以下の通りです。

監督
 山口智
GK
 堀田大暉
 富居大樹
 立川小太郎
 谷晃生
DF
 山本脩斗
 畑大雅
 舘幸希
 岡本拓也
 大岩一貴
 石原広数
 大野和成
 杉岡大暉
 高橋諒
 古林将太
 福島隼斗(←福島ユナイテッド/復帰)
 蓑田広大(←法政大学)
 松村晟怜(←帝京長岡高校)
 石井大生(←ベルマーレU18)

MF
 平岡大陽
 茨田陽生
 山田直輝
 田中聡
 永木亮太(←鹿島アントラーズ/完全移籍)
 米本拓司(←名古屋グランパス/期限付き)
 鈴木淳之介(←帝京大可児高校)
 原直生(←ベルマーレU18)

FW
 町野修斗
 ウェリントン
 タリク
 池田昌生
 大橋祐紀
 若月大和(←シオン/復帰)
 根本凌(←鹿屋体育大学)
 鈴木章斗(←阪南大高校)

 太字は、新加入選手や新卒選手などの新規入団選手です。

 一方、現時点で契約満了などが発表された選手は以下の通りです。

GK
 秋元陽太(引退)
DF
 毛利駿也(→ツエーゲン金沢/完全移籍)
MF
 三幸秀稔(→大宮アルディージャ/完全移籍)
 名古新太郎(→鹿島アントラーズ/復帰)
 齊藤未月(→ガンバ大阪/期限付き移籍)
 新井光(→福島ユナイテッド/期限付き移籍先変更)
FW
 平松昇(→ツエーゲン金沢/期限付き移籍期間延長)
 ウェリントン・ジュニオール(→ポルティモネンセ/復帰)
 石原直樹

 以上です。

 今シーズン最終節を参考にした、今シーズンのメインスカッドは以下の通りです。

 補強動向を見ると、新卒選手などの若い選手の加入が多い印象です。一方、主力選手の移籍もなく、継続性もあるので来季はさらなるパワーアップが期待されます。

11、清水エスパルス

 清水エスパルスは、静岡県を本拠地とするJリーグクラブです。
 今シーズンの成績概要は以下のとおりです。

 14位
 勝ち点42 (10勝12分16敗)
 37得点54失点

 大型補強を行い、期待感に胸を膨らませた今シーズンは監督解任・残留争いという期待はずれの散々なシーズンになってしまいました。

 1月11日時点で、来シーズン在籍することが決定している選手は以下の通りです。

監督
 平岡宏章
GK
 大久保択生
 権田修一
 永井堅梧
DF
 立田悠悟
 ヴァウド
 片山瑛一
 井林章
 鈴木義宜
 山原怜音(←筑波大学)
 菊地脩太(←エスパルスU18)

MF
 ホナウド
 原輝綺
 竹内涼
 松岡大起
 中山克広
 宮本航汰
 西澤健太
 ヘナト・アウグスト
 鈴木唯人
 滝裕太
 ベンジャミン・コロリ
 岸本武流(←徳島ヴォルティス/完全移籍)
 神谷優太(←柏レイソル/完全移籍)
 白崎凌兵(←鹿島アントラーズ/完全移籍)
 成岡輝瑠(←SC相模原/復帰)
 川谷凪(←静岡学園高校)

FW
 チアゴ・サンタナ
 カルリーニョス・ジュニオ
 後藤優介
 ディサロ燦シルヴァーノ
 栗原イブラヒムジュニア(←鈴鹿ポイントゲッターズ/復帰)
 高橋大悟(←ギラヴァンツ北九州/復帰)
 加藤拓己(←早稲田大学)
 千葉寛汰(←エスパルスU18)

 太字は、新加入選手や新卒選手などの新規入団選手です。

 一方、現時点で契約満了などが発表された選手は以下の通りです。

GK
 高木和徹(→東京ヴェルディ)
DF
 エウシーニョ
 奥井諒(→Vファーレン長崎/完全移籍)
MF
 河井陽介(→ファジアーノ岡山/完全移籍)
 石毛秀樹(→ガンバ大阪/完全移籍)
 金子翔太(→ジュビロ岩田/完全移籍移行)
 中村慶太(→柏レイソル/完全移籍)
FW
 藤本憲明(→ヴィッセル神戸/復帰)
 ノリエガ・エリック
 指宿洋史

 以上です。

 今シーズン最終節を参考にした、今シーズンのメインスカッドは以下の通りです。

 経験豊富な新加入選手と若い選手がうまく有望したチームである印象を受けます。特に、GKの現役日本代表である権田修一選手は来季から完全移籍での加入となり、守備を支えます。

12、名古屋グランパス

 名古屋グランパスは、愛知県を本拠地とする唯一のJリーグクラブです。
 今シーズンの成績概要は以下のとおりです。

 5位
 勝ち点66 (19勝9分10敗)
 44得点30失点

 固い守備が構成されたチームは、「シーズン無失点試合数記録」を更新しました。しかし、攻撃面は単調であり、指揮官のフィッカデンティがメンバーを固定することから連戦疲労が目立ちました。

 1月11日時点で、来シーズン在籍することが決定している選手は以下の通りです。

監督
 長谷川健太(←FC東京)
GK
 武田洋平
 ランゲラック
 渋谷飛翔
 東ジョン(←栃木SC/復帰)
DF
 丸山祐市
 吉田豊
 宮原和也
 中谷進之介
 森下龍矢
 藤井陽也
 成瀬竣平
 吉田晃
 チアゴ(←セレッソ大阪/期限付き移籍)
 河面旺成(←大宮アルディージャ/完全移籍)

MF
 阿部浩之
 長澤和輝
 稲垣祥
 酒井宣福(←サガン鳥栖/完全移籍)
 仙頭啓矢(←サガン鳥栖/完全移籍)
 レオ・シルバ(←鹿島アントラーズ/完全移籍)
 豊田晃(←名古屋グランパスU18)
 吉田温紀(←名古屋グランパスU18)
 甲田英将(←名古屋グランパスU18)

FW
 金崎夢生
 柿谷曜一朗
 齋藤学
 シュビルツォク
 マテウス
 相馬勇紀

 太字は、新加入選手や新卒選手などの新規入団選手です。

 一方、現時点で契約満了などが発表された選手は以下の通りです。

GK
 三井大輝(→アスルクラロ沼津/期限付き移籍)
DF
 木本恭生(→FC東京/完全移籍)
 キム・ミンテ(→鹿島アントラーズ/復帰後完全移籍)
MF
 ガブリエル・シャビエル
 渡邉柊斗
 児玉駿斗(→徳島ヴォルティス/完全移籍)
 米本拓司(→湘南ベルマーレ/期限付き移籍)
 ターレス(→ロアッソ熊本/期限付き移籍)
 榎本大輝
 石田凌太郎(→徳島ヴォルティス/育成型期限付き移籍)
FW
 前田直輝(→FCユトレヒト/期限付き移籍)
 松岡ジョナタン(→福山シティFC/期限付き移籍)
 山崎凌吾(→京都サンガ/完全移籍)

 以上です。

 今シーズン最終節を参考にした、今シーズンのメインスカッドは以下の通りです。

 丸山選手という守備の要が長期離脱をしてもなお、究極の守備陣を構成していた名古屋は、「ファストブレイク」が持ち味の長谷川健太監督の元、優勝を目指します。

13、ガンバ大阪

 ガンバ大阪は、大阪府を本拠地とするJリーグクラブです。
 今シーズンの成績概要は以下のとおりです。

 13位
 勝ち点44 (12勝8分18敗)
 33得点49失点

 韓国代表のチュ選手を獲得するなど、恒様体制でスタートした今シーズンは、序盤戦から苦戦し、まさかの残留争いにも巻き込まれるシーズンとなってしまいました。

 1月11日時点で、来シーズン在籍することが決定している選手は以下の通りです。

監督
 片野坂知宏(←大分トリニータ監督)
GK
 東口順昭
 一森純
 石川慧
 加藤大智(←愛媛FC/完全移籍移行)
DF
 昌子源
 藤春廣輝
 三浦弦太
 佐藤揺大
 黒川圭介
 柳澤亘
 高尾瑠
 シン・ウォノ
 福岡将太(←徳島ヴォルティス/完全移籍)
 クォン・ギョンウォン(←城南FC/期限付き移籍)

MF
 チュ・セジョン
 小野瀬康介
 倉田秋
 福田湧矢
 奥野耕平
 山本悠樹
 石毛秀樹(←清水エスパルス/完全移籍)
 齊藤未月(←湘南ベルマーレ/期限付き移籍)
 ダワン(←SCサンタ・リタ/期限付き移籍)

FW
 レアンドロ・ペレイラ
 パトリック
 ウェリントン・シルバ
 宇佐美貴史
 山見大登(←関西学院大学)
 中村仁郎(←ガンバ大阪U18)
 坂本一彩(←ガンバ大阪U18)

 

 太字は、新加入選手や新卒選手などの新規入団選手です。

 一方、現時点で契約満了などが発表された選手は以下の通りです。

GK
 林瑞輝
DF
 キム・ヨングォン(→蔚山現代/完全移籍)
 菅沼駿哉
MF
 矢島慎也(→大宮アルディージャ/完全移籍)
 芝本蓮(→藤枝MYFC/期限付き移籍)
 遠藤保仁(→ジュビロ磐田/完全移籍移行)
 井手口陽介(→セルティック/完全移籍)
 小野裕二(→サガン鳥栖/完全移籍)
FW
 塚本大(→ツエーゲン金沢/期限付き移籍)
 唐山翔自(→水戸ホーリーホック/期限付き移籍)
 白井陽斗
 チアゴ・アウベス(→ファジアーノ岡山/完全移籍)

 以上です。

 今シーズン最終節を参考にした、今シーズンのメインスカッドは以下の通りです。

 遠藤保仁選手の完全移籍、片野坂監督の就任など来季からは一つの新しい時代を進むような気がします。

14、セレッソ大阪

 セレッソ大阪は、大阪府を本拠地とするJリーグクラブです。
 今シーズンの成績概要は以下のとおりです。

 12位
 勝ち点48 (13勝9分16敗)
 47得点51失点

 クルピ監督の元スタートした今シーズンは、同じ大阪のチームと同様に苦戦しました。
 その後、小菊コーチが監督に昇格し、ルヴァンカップなどで好成績を収めました。

 1月11日時点で、来シーズン在籍することが決定している選手は以下の通りです。

監督
 小菊昭雄
GK
 ダン・バン・ラム
 キム・ジンヒョン
 清水圭介(←京都サンガ/完全移籍)
DF
 松田陸
 進藤亮祐
 丸橋祐介
 瀬古歩夢
 鳥海晃司
 西尾隆矢
 毎熊晟矢(←Vファーレン長崎/完全移籍)
 山中亮輔(←浦和レッズ/完全移籍)

MF
 原川力
 清武弘嗣
 為田大貴
 乾貴士
 奥埜博亮
 喜田陽
 新井晴樹
 鈴木徳真(←徳島ヴォルティス/完全移籍)
 中原輝(←モンテディオ山形/完全移籍)
 上門知樹(←ファジアーノ岡山/完全移籍)
 ジュアン・パトリッキ(←CDサンタクララ/完全移籍)
 岡澤昂星(←セレッソ大阪U18)

FW
 アダム・タガート
 中島元彦
 加藤陸次樹
 山田寛人
 ブルーノ・メンデス(←デポルディーボマルドナド/期限付き移籍)

 太字は、新加入選手や新卒選手などの新規入団選手です。

 一方、現時点で契約満了などが発表された選手は以下の通りです。

GK
 松井謙弥(→ブラウブリッツ秋田/完全移籍)
 茂木秀(→水戸ホーリーホック/期限付き移籍)
 松原颯汰(→ジェフユナイテッド千葉/復帰)
 永石拓海(→アビスパ福岡/完全移籍)
DF
 新井直人(→徳島ヴォルティス/期限付き移籍)
 田平起也(→いわてグルージャ盛岡/完全移籍)
 チアゴ(→名古屋グランパス/期限付き移籍)
 庄司朋乃也(→ツエーゲン金沢/完全移籍)
 森下怜哉(→愛媛FC/完全移籍)
 小池裕太(→横浜Fマリノス/完全移籍)
MF
 秋山大地(→南葛SC/完全移籍)
 坂元達裕(→KVオーステンデ/期限付き移籍)
 松本凪生(→ヴァンフォーレ甲府/期限付き移籍)
 藤田直之(→サガン鳥栖/完全移籍)
FW
 藤尾翔太(→徳島ヴォルティス/期限付き移籍)
 高木俊幸(→ジェフユナイテッド千葉/完全移籍)
 西川潤(→サガン鳥栖/期限付き移籍)
 山根永遠(→ザスパクサツ群馬/完全移籍)
 松田力
 豊川雄太(→京都サンガ/完全移籍)
 大久保嘉人(引退)

 以上です。

 今シーズン最終節を参考にした、今シーズンのメインスカッドは以下の通りです。

 キャンプから小菊監督が指揮をとるシーズンは今シーズンが最初になります。そのため、昨シーズンよりもより成熟したサッカーが期待できます。

15、ヴィッセル神戸

 ヴィッセル神戸は、兵庫県を本拠地とする唯一のJリーグクラブです。
 今シーズンの成績概要は以下のとおりです。

 3位
 勝ち点73 (21勝10分7敗)
 62得点36失点

 大型補強で度々話題の中心になるヴィッセル神戸ですが、今夏にも日本代表経験のある大迫、武藤両選手を獲得しました。

 1月11日時点で、来シーズン在籍することが決定している選手は以下の通りです。

監督
 三浦淳寛
GK
 坪井湧也(←中央大学)
DF
 槙野智章(←浦和レッズ/完全移籍)
 尾崎優成(←ヴィッセル神戸U18)
MF
 汰木康也(←浦和レッズ/完全移籍)
 扇原貴宏(←横浜Fマリノス/完全移籍)
FW
 藤本憲明(←清水エスパルス/復帰)

 太字は、新加入選手や新卒選手などの新規入団選手です。

 一方、現時点で契約満了などが発表された選手は以下の通りです。

GK
 伊藤元太(→ザスパクサツ群馬/期限付き移籍)
DF
 トーマス・フェルマーレン
MF
 櫻井辰徳(→徳島ヴォルティス/期限付き移籍)
FW
 ドウグラス(→柏レイソル/完全移籍)
 田中順也(→FC岐阜/完全移籍)

 以上です。

 今シーズン最終節を参考にした、今シーズンのメインスカッドは以下の通りです。

 今冬の移籍市場では、目立ったビッグネームの獲得はありません。しかし、戦術面での継続性が見込める為、期待できるのではないのでしょうか。

16、サンフレッチェ広島

 サンフレッチェ広島は、広島県を本拠地とする唯一のJリーグクラブです。
 今シーズンの成績概要は以下のとおりです。

 11位
 勝ち点49 (12勝13分13敗)
 44得点42失点

 今季限りで、長く続いた城福体制が終焉しました。
 来季からは、ドイツ人のミヒャエル・スキッベ監督が就任します。

 1月11日時点で、来シーズン在籍することが決定している選手は以下の通りです。

監督
 ミヒャエル・スキッベ
GK
 林卓人
 川浪吾郎
 大迫敬介
DF
 野上結貴
 塩谷司
 荒木隼人
 佐々木翔
 住吉ジェラニレショーン
 今津佑太
MF
 青山敏弘
 森島司
 エゼキエウ
 藤井智也
 長沼洋一
 浅野雄也
 松本泰志
 柏好文
 東俊希
 茶島雄介
 柴﨑晃誠
 川村拓夢(←愛媛FC/復帰)
 野津田岳人(←ヴァンフォーレ甲府/復帰)
 仙波大志(←流通経済大学)

FW
 ドウグラス・ヴィエイラ
 永井龍
 鮎川峻
 ジュニオール・サントス
 満田誠(←流通経済大学)
 棚田遼(←サンフレッチェ広島U18)

 太字は、新加入選手や新卒選手などの新規入団選手です。

 一方、現時点で契約満了などが発表された選手は以下の通りです。

GK
 増田卓也(→ロアッソ熊本/完全移籍)
DF
 イヨハ・理・ヘンリー(→ロアッソ熊本/期限付き移籍)
MF
 清水航平
 松本大弥(→ツエーゲン金沢/期限付き移籍)
 土肥航大(→水戸ホーリーホック/期限付き移籍)
 ハイネル(→トンベンセ/復帰)
FW
 ×

 以上です。

 今シーズン最終節を参考にした、今シーズンのメインスカッドは以下の通りです。

 ただ、監督も大きく変わるので、来季のシステム、メンバーは分かりません。

17、徳島ヴォルティス

 徳島ヴォルティスは、徳島県を本拠地とする唯一のJリーグクラブです。
 今シーズンの成績概要は以下のとおりです。

 17位
 勝ち点36 (10勝6分22敗)
 34得点55失点

 久しぶりのJ1となった徳島は、J1昇格に大きく貢献したリカルド監督が浦和に引き抜かれ序盤から厳しい戦いが続き、J2降格してしまいました。

 1月11日時点で、来シーズン在籍することが決定している選手は以下の通りです。

監督
 ポヤトス
GK
 松澤香輝
 長谷川徹
 後東尚輝
 田中颯(←京都産業大学)
DF
 田向泰輝
 石井秀典
 カカ
 新井直人(←セレッソ大阪/期限付き移籍)
 安部崇士(←ファジアーノ岡山/復帰)
 石尾崚雅(←ツエーゲン金沢/完全移籍)
 森昂大(←びわこ成蹊スポーツ大学)

MF
 内田航平
 渡井理己
 藤田征也
 西谷和希
 大森博
 藤原志龍
 川上エドオジョン智慧
 浜下瑛
 杉森考起
 長谷川雄志(←大分トリニータ/完全移籍)
 櫻井辰徳(←ヴィッセル神戸/期限付き移籍)
 白井永地(←ファジアーノ岡山/完全移籍)
 児玉駿斗(←名古屋グランパス/完全移籍)
 石田凌太郎(←名古屋グランパス/期限付き移籍)
 玄理吾(←静岡学園高校)

FW
 ムシャガ・バケンガ
 一美和成
 佐藤晃大
 西野太陽
 藤尾翔太(←セレッソ大阪/期限付き移籍)
 坪井清志郎(←アルビレックス新潟シンガポール/復帰)
 オリオラ・サンデー(←福知山成美高校)

 太字は、新加入選手や新卒選手などの新規入団選手です。

 一方、現時点で契約満了などが発表された選手は以下の通りです。

GK
 瀬口拓弥(→アルビレックス新潟/完全移籍)
 上福元直人(→京都サンガ/完全移籍)
DF
 ジエゴ(→サガン鳥栖/完全移籍)
 吹々徳喜(→FC今治/期限付き移籍)
 奥田雄大(→テゲバジャーロ宮崎/期限付き移籍)
 福岡将太(→ガンバ大阪/完全移籍)
 ドゥシャン
 鈴木大誠(→愛媛FC/完全移籍)
MF
 藤田譲瑠チマ(→横浜Fマリノス/完全移籍)
 梶川亮太(→東京ヴェルディ/完全移籍)
 岸本武流(→清水エスパルス/完全移籍)
 小西雄大(→モンテディオ山形/完全移籍)
 鈴木徳真(→セレッソ大阪/完全移籍)
 岩尾憲(→浦和レッズ/期限付き移籍)
FW
 垣田裕暉(→サガン鳥栖/期限付き移籍先変更)
 宮代大聖(→サガン鳥栖/期限付き移籍先変更)

 以上です。

 今シーズン最終節を参考にした、今シーズンのメインスカッドは以下の通りです。

 来季に向けて、多くのメンバーが入れ替わっており、正直、1年でのJ1復帰も難しいのではないかと思います。

18、アビスパ福岡

 アビスパ福岡は、福岡県を本拠地とするJリーグクラブです。
 今シーズンの成績概要は以下のとおりです。

 8位
 勝ち点54 (14勝12分12敗)
 42得点37失点

 今までは、5年周期で昇格しては即降格という繰り返しになっていましたが、長谷部監督の元、J2を席巻したスタイルを継続した今季は、圧巻の戦いぶりでした。

 1月11日時点で、来シーズン在籍することが決定している選手は以下の通りです。

監督
 長谷部茂利
GK
 山ノ井拓己
 杉山力裕
 村上昌謙
 永石拓海(←セレッソ大阪/完全移籍)
DF
 湯澤聖人
 宮大樹
 志知孝明
 輪湖直樹
 ドウグラス・グローリ
 森山公弥
 奈良竜樹(←鹿島アントラーズ/完全移籍)
 熊本雄太(←モンテディオ山形/完全移籍)
 前嶋洋太(←横浜FC/完全移籍)
 井上聖也(←甲南大)

MF
 前寛之
 重廣卓也
 杉本太郎
 ジョルディ・クルークス
 田邊草民
 北島祐二
 金森健志
 中村駿
 田中達也(←浦和レッズ/完全移籍)
FW
 ファンマ
 城後寿
 山岸祐也
 渡大生
 ルキアン(←ジュビロ磐田/完全移籍)
 東家聡樹(FC今治/復帰)

 太字は、新加入選手や新卒選手などの新規入団選手です。

 一方、現時点で契約満了などが発表された選手は以下の通りです。

GK
 ×
DF
 カルロス・グティエレス(→栃木SC/完全移籍)
 エミル・サロモンソン(→IFKヨーテボリ/完全移籍)
MF
 吉岡雅和(→レノファ山口FC/完全移籍)
 カウエ
FW
 ジョン・マリ(→深圳/復帰)
 石津大介
 ブルーノ・メンデス(→デポルディーボマルドナド/復帰)

 以上です。

 今シーズン最終節を参考にした、今シーズンのメインスカッドは以下の通りです。

 村上選手が大活躍をし、アビスパの躍進を支えました。来季も、堅守が期待でいます。

19、サガン鳥栖

 サガン鳥栖は、佐賀県を本拠地とする唯一のJリーグクラブです。
 今シーズンの成績概要は以下のとおりです。

 7位
 勝ち点59 (16勝11分11敗)
 43得点35失点

 金明輝体制となった今シーズンは、教え子であるユース出身の選手が活躍をみせ躍進を見せたシーズンとなりました。

 1月11日時点で、来シーズン在籍することが決定している選手は以下の通りです。

監督
 川井健太(←愛媛FCコーチ)
GK
 守田達弥
 オム・イェフン
 朴一圭
 岡本昌弘(←愛媛FC/完全移籍)
 深谷圭佑(←品川CC/完全移籍)

DF
 エドゥアルド
 ファン・ソッコ
 田代雅也
 中野伸哉
 原田亘(←FC今治/完全移籍)
 ジエゴ(←徳島ヴォルティス/完全移籍)
 孫大河(←立正大学)

MF
 島川俊郎
 本田風智
 飯野七聖
 相良竜之介
 湯澤洋介
 小泉慶
 藤田直之(←セレッソ大阪/完全移籍)
 福田晃斗(←アルビレックス新潟/完全移籍)
 西川潤(←セレッソ大阪/期限付き移籍)
 中野嘉大(←北海道コンサドーレ札幌/完全移籍)
 堀米勇輝(←ジェフユナイテッド千葉/完全移籍)
 小野裕二(←ガンバ大阪/完全移籍)
 佐藤響(←流通経済大学)
 菊地泰智(←流通経済大学)

FW
 岩崎悠人
 垣田裕暉(←鹿島アントラーズ/期限付き移籍)
 宮代大聖(←川崎フロンターレ/期限付き移籍)
 石井快征(←愛媛FC/復帰)
 荒木駿太(←駒澤大学)
 梶谷政仁(←国士舘大学)
 藤原悠汰(←明治大学)

 太字は、新加入選手や新卒選手などの新規入団選手です。

 一方、現時点で契約満了などが発表された選手は以下の通りです。

GK
 板橋洋青(→愛媛FC/期限付き移籍)
 キム・ミノ(→AC長野パルセイロ/完全移籍)
 松本大輔(→ツエーゲン金沢/期限付き移籍)
DF
 安在和樹
 内田裕斗(→ベガルタ仙台/完全移籍)
 大畑歩夢(→浦和レッズ/完全移籍)
MF
 梁勇基(→ベガルタ仙台/完全移籍)
 白崎凌兵(→清水エスパルス/復帰後完全移籍)
 樋口雄太(→鹿島アントラーズ/完全移籍)
 仙頭啓矢(→名古屋グランパス/完全移籍)
 酒井宜福(→名古屋グランパス/完全移籍)
 小屋松知哉(→柏レイソル/完全移籍)
 高橋義希
FW
 兒玉澪王斗(→レノファ山口FC/期限付き移籍)
 山下敬大(→FC東京/完全移籍)
 

 以上です。

 今シーズン最終節を参考にした、今シーズンのメインスカッドは以下の通りです。

 財政難に陥っているサガン鳥栖は、例年通り多くの主力を放出しました。また、キム監督がパワハラ問題の責任をとって辞任してしまったので、例年以上に厳しい戦いになりそうです。

20、大分トリニータ

 大分トリニータは、大分県を本拠地とする唯一のJリーグクラブです。
 今シーズンの成績概要は以下のとおりです。

 18位
 勝ち点36 (9勝8分21敗)
 31得点55失点

 片野坂監督による、「カタノサッカー」が浸透していた今季は序盤からなかなか調子が上がらず、J2に降格してしまいました。

 1月12日時点で、来シーズン在籍することが決定している選手は以下の通りです。

監督
 下平 隆宏
GK
 高木駿
 西川幸之介
 吉田舜
 濵田太郎(←大阪産業大学)
DF
 香川勇気
 三竿雄斗
 坂圭祐
 小出悠太 
 上夷克典
 刀根亮輔
 羽田健人
 伊東幸敏(←ジェフユナイテッド千葉/完全移籍)
MF
 小林裕紀
 松本怜
 町田也真人
 野村直輝
 下田北斗
 井上健太
 小林成豪
 梅崎司
 野嶽惇也
 増山朝陽
 ペレイラ
 高畑奎汰
 弓場将輝
 中川寛斗(←京都サンガ/完全移籍)
FW
 伊佐耕平
 渡邉新太
 藤本一輝
 長沢駿
 呉屋大翔
 屋敷優成(←大分トリニータU18)
 宇津元伸弥(←宮崎産業経営大学)

 太字は、新加入選手や新卒選手などの新規入団選手です。

 一方、現時点で契約満了などが発表された選手は以下の通りです。

GK
 ポープ・ウィリアム(→FC町田ゼルビア/完全移籍)
 小島亨介(→アルビレックス新潟/完全移籍)
DF
 福森健太(→栃木SC/期限付き移籍)
 エンリケ・トレヴィザン(→GDエストリル・プライア/復帰)
 黒﨑隼人(→栃木SC/完全移籍)
MF
 長谷川雄志(→徳島ヴォルティス/完全移籍)
 高山薫(→SC相模原/完全移籍移行)
FW
 髙澤優也(→ギラヴァンツ北九州/期限付き移籍)

 以上です。

 今シーズン最終節を参考にした、今シーズンのメインスカッドは以下の通りです。

 降格したものの、メンバーは変わっていないため、下平監督の元機能さえすればJ1昇格筆頭候補でしょう。

最後に

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