『「俺の」Jリーグアウォーズ』 #12
2021シーズンも終了し、2022シーズンに向けて各チーム戦力補強などを行なっています。
そのような中で、来シーズンの展望ではなく、「1人のJリーグファン」として勝手に、個人的な主観でJリーグアウォーズを行いたいと思います。
今回は、J2最優秀FW賞を発表したいと思います。
J2最優秀FW賞とは
この賞は、2021のJ2リーグの中で、FWとして、守備および攻撃においてチームに貢献し、チームの成績や勝ち点獲得への貢献度が高い選手を選出するものです。
ノミネート選手紹介
ノミネート選手は以下の3名です。
①ルキアン(ジュビロ磐田)
2021シーズン成績
41試合出場
22得点8アシスト(得点王&アシストランキング7位!!)
今季左足得点数
0
今季右足得点数
15(リーグ1位)
今季ヘディング得点数
7(リーグ1位)
1試合平均シュート数
3.9(リーグ2位)
シュート決定率
13.7%
1試合平均プレー数
30.3
警告
4
退場
0
ジュビロ磐田の大エースがノミネート。
ルキアン選手は今季がジュビロ加入3年目となった。しかし、J1リーグにいた2019年は13試合に出場し1得点にとどまっている。一方、J2に舞台を移した2020シーズンは31試合に出場(うち、先発22試合)し、10得点の二桁得点。そして、今季は41試合に出場し、22得点を記録し得点王に輝いた。
彼のノミネートに関しては、異論はないと思う。そして、彼の何よりもの特徴は22得点しただけでなく、8アシストをも記録していることである。合計で30得点に直接的に関与していることになり、それは、今季のジュビロ磐田の総得点数75の40%にもなる。
来季からは、J1のアビスパ福岡へと移籍することが決定しており、「サックスブルーのエース」から「福岡の杜のエース」へと飛躍するだろう。
②ピーター・ウタカ(京都サンガF.C.)
2021シーズン成績
40試合出場
21得点10アシスト(得点ランキング2位&アシストランキング2位!!)
今季左足得点数
7(リーグ4位)
今季右足得点数
14(リーグ2位)
今季ヘディング得点数
0
1試合平均シュート数
4.4(リーグ1位)
シュート決定率
11.9%
1試合平均プレー数
46.0
警告
0
退場
0
京都のエース、ピーター・ウタカがノミネート。
J1清水、広島、FC東京とJ1で結果を残し、J2では徳島、甲府と結果を残した選手が、京都での2シーズン目を迎えた。日本で、彼が同一チームで複数年プレーするのは史上初である。
強烈なフィジカルを活かしたプレーだけでなく、柔軟性に富んだプレーも得意であり、アフリカ人にありがちな「ゴリゴリ系」のFW出ないところも強みである。
今季の、得点数とアシスト数を足すと31となり、これは今シーズンの京都サンガの総得点数59の半分以上となる。
今夏には、J3の福島ユナイテッドから同じくナイジェリア人のイスマイラ選手が加入し、まるで「兄弟」のような仲の良さも見せつつも、相手チームに継続的に脅威を与えている。2選手とも来季も残留することが発表されており、J1の強力な守備陣を相手に「アフリカン」な2選手と、宮吉選手などの日本人の攻撃力がどの程度通用するかは注目である。
③小池純輝(東京ヴェルディ)
2021シーズン成績
41試合出場
17得点6アシスト(得点ランキング3位!!)
今季左足得点数
2
今季右足得点数
12(リーグ3位)
今季ヘディング得点数
3(リーグ6位)
1試合平均シュート数
1.8
シュート決定率
22.7%
1試合平均プレー数
28.0
警告
0
退場
0
東京ヴェルディのエースがノミネート。
2019年に2013年以来の復帰を果たした小池選手は、今季、自己最多となる17得点を記録し、J2での得点ランキング3位かつ日本人得点王に輝いた。
34歳というベテランの域に達してくるにつれ、プレーのキレなども増している印象がある。
特に、「コイカジTV」をやっている梶川選手との相性は抜群であり、阿吽の呼吸でヴェルディの攻撃にさまざまな彩を加えている。
私が思う、最優秀FWは
京都サンガF.C.のピーター・ウタカ選手です!!!
得点ランク2位の得点数でありながら、アシスト数でも2位。
自分でも得点を決め、試合を決定できる上、チームメートを生かすこともできる器用さや、J1での実績も豊富であり、久しぶりのJ1でかつJ1定着を目指す京都サンガにとって欠かせない戦力であり、来季はJ1の強力な守備陣に大きな脅威を与え続けるだろう。
最後に
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