ADHDの薬コンサータを6年間服用している子供の僕が感じる薬の効果
僕が感じている薬の効果として3つあげられます。
①朝、僕が薬を服用すると、学校で授業に集中できるようになります。
②帰ってきて宿題などもできるようになります。
③副作用として給食の食欲が落ちます。
なぜかというと僕はコンサータを6歳から服用してました。
自分は実感でいていませんでしたが、親によると小学生低学年の時、薬を飲み忘れた時は、別人のようになっていたそうです。
主な症状としては、
酔っ払いのように笑い続ける。
千鳥足でまっすぐ歩けない。
指示が通らない。
などがありました。
コンサータはメチルフェニデートという物質の商品名です。
メチルフェニデートの働きは、脳内物質の※ドーパミンという物質の働きを強めることです。
また※ノルアドレナリンの作用も増強させます。
したがってメチルフェニデートを飲むと、ドーパミンとノルアドレナリンの作用が強まります。
ドーパミンやノルアドレナリンは、覚醒や注意の維持の機能を持っていますので服用すると眠気が取れたり注意力がUPする効果が期待できます。
※ドーパミン=神経伝達物質の一つ、やる気を出したり、幸せな気持ちにしたり集中力がUPする効果がある。
※ノルアドレナリン=神経伝達物質激しい運動をするときや、ストレスを感じた時に放出され、交感神経が活発にはたらくようになって集中できるようになる。
このことを取ってみても、薬を飲み忘れた時と飲んだ時の状態の違いは筋が通ります。
メチルフェニデートは僕のドーパミンとノルアドレナリンの不足を補ってADHDの症状を和らげてくれるのだと思います。
6年生の夏休みに一時休薬しました。
休み中調子が悪くなかったので、2学期はコンサータの服用をやめてみました。
2学期が始まり、給食の時の食欲が増しました。
そのかわりに、授業に集中しづらくなったのと、集中力が落ちて宿題ができなくなりました。
なので医師と相談し服用を復活し今は落ち着いています。
コンサータは、依存や悪用の恐れがあるという意見もあります。
ですがコンサータのカプセルは特殊な構造をしていて、急激に血中濃度が上がらないようにコントロールをしてくれるので、多幸感が生じることはありません。
また薬物依存者が用いて居たような手だてである粉砕や溶解もできません。
また薬を薬局で受け取る際には登録した患者カードが必要です。
なので流通管理もしっかりされています。
副作用は怖くてたまに副作用を感じますが集中力がUPするメリットがあるので副作用が強く出ない限りは継続したいと思います。