#39 最後の大芝居
何日か実家で過ごし、
私も何事もなかったように「帰るねー」と連絡。
それまでも、ちょっとしたやり取りはしていたけど、
本当に何事もなかった事になっている。
ビックリする。
〔早く帰ってきて〕なんて可愛いことを言っていたくせに、
いざ帰ると伝えると、
「お母さん大丈夫なのか?色々世話してあげないと。」
帰ってくるな感を出してくる。
実はその少し前に、彼は銀行からお金を借りていました。
葉山のマンションを抵当に、600万の借り入れをしたと。
それで私に丸々返金し、残った分で仕事に必要なドローンを買わせて、というのが彼のストーリーでした。
大金なので、一緒に銀行に行き私の口座に移して欲しい、
と言ってきてから少し経っています。
N氏との共同経営とは別に、
完全に一人での個人経営に変える、
お金が必要だから全て一人で動くことにする。
N氏には了解を得てきた。
起業のための提出書類に残高が必要だから、
それが終わるまで俺の口座に入れておきたいんだ。
という嘘で、一度は私に渡すのを遅らせる事に成功していました。
そして、明日こそは一緒に銀行に行く、その日なのです。
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