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#51 取り調べ

最終的に、夜中に通報した場所の警察署から2人の警察官がやってきて、
調書の引渡しが行われました。

それに関しては私の落ち度はないものの、
何か悪いことをしたような気分にさせられ…
それを素早く察知した地元の警官が、

「こちらの問題ですみません。本当はね、向こうの警察署でやるべきだったんです。
お時間取らせてすみませんでしたね。」

と声をかけてくれました。

取調室中にも、
『通報をした者の味方だと思っていたけど、呼んだことを後悔させられた』
と胸の内を話したら、
丁寧な謝罪をされました。

警察にも土地土地の特徴があるんだな、と。
これは余談ですが。

とにかく、実家がバレている以上危険は避けられないので、
パトロールおよび、家族全員の携帯番号からの110番通報で、
今回の事件がすぐに警察のパソコン画面に表示される、という説明不要の画期的なシステムに登録をし、
警察署を後にしました。

私が実家にいない事が必要になるため、
潜伏先を早急に探さねばなりません。

信じた人の行いで、こんな目に合わされるとは…。

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