#103 洗脳の残り火
食事中にLINEしてくんな!
食事中だかキャバクラ中だか、そんなの知らねーよ。
出られないなら無視すればいいだけ。
「無視すればいいじゃないですか。
友達じゃないので楽しいやり取りは出来ません。
それでも外との繋がりはあなたには必要なんじゃないですか?」
ちょっと真面目になっちゃいました。
しかも、優しさ出しちゃいました。
全ては、返金の可能性を潰さないためです。
本心はもう関わりたくなんかないです。もちろん。
こんな事、なんの意味もないです。
本心でもないです。
「暇ばばあ!」
と散々騒ぎまくった後に、
このしょんぼり感を平気で出してくる。
この時の自分のメッセージを読み返すと、
まだどこかで、本当に微かな光を探している様子が分かります。
そりゃ、嘘を信じていたからだけど
一度は結婚までした相手なので、
全部飲み込んではいるものの…、
「もしかして」とか
「私が見捨てずに受け入れることで、この人は人間になれるかも」とか、
相手を信じるというよりも
自分を過大評価している感があります。
ただヤツの場合は、私に力がない訳ではなく、
根っからの犯罪者なんですけどね。
後に、どうしてこんな人間が育ってしまったのか?
の謎はアッサリと解けることになります。