#76 トラック記念日
早朝に家を出て、
途中のファミレスでモーニング。
優雅っぽいです。(笑)
ライフラインは止まってませんでした。
電気だけは、私が明日止まるようにネットで手配しています。
家の契約は私がしましたが、
電気、ガス、水道に関しては全てヤツの名前で契約しています。
連絡先に私の携帯番号も登録されてはいますが、
あくまでも契約者はヤツです。
【郵便物の転送の手配は自分でしてください。】
☆
そんなに時間に余裕がなく、
落ち着いてコーヒーを飲んでいる場合じゃなかっま。
とにかく現場に向かいます。
引っ越し屋さんは時間通りに現れました。
多くて3人、と聞いていたのに、
2tトラック2台に乗用車1台の大所帯で登場。
総勢6名のスタッフです。
「荷造りは大体済んでるんですよね?」
「はい。大きな物はそのままになってますが」
「分かりました。やりましょう!」
頼もしいよ。
頼もしいのだけど、
これからカギを開ける訳で、
中に怪物が寝てる可能性もゼロではなく…
が、
心配していたような事にはなりませんでした。
ホッ。
家の中は、昨日荷造りをしたままの状態です。
今日も時間がありません。
とにかく積める物をガンガン運び出してもらいます。
大物のテレビや洗濯機、冷蔵庫もキレイに包装され、
着々とトラックに積まれていきます。
むしろ、ちょっと手持ち無沙汰になってしまった私と姉は、
インターホンの録画なんぞをチェックしてみます。
すると、
ギョギョギョ!
気持ち悪い!