#86 爆弾投下
携帯のやり取りを終えたころのこと。
毎日のストレスフルなやり取りを、
逐一お義母さんに伝えていたので、
「そろそろじゃない?」
私たちが繋がっていることを、ヤツにバラす時。
もう内緒にしていても何のメリットもなく、
お義母さんにしても、
私から聞いてしまった息子の嘘つき詐欺人生を知らないフリはもう出来ない、
という限界に達していました。
「そうですね」
正直、この時点でも
「あの人がお金を返すとは思えないのよ」
とお義母さんはずっと言い続けていました。
次の手を考える
ヤツから回収出来ないのならどうする?
を考える段階に行こう。
というのを二人の共通認識として、
ヤツの事は一旦置いておこう、と。
☆
いつものように埒が明かないやり取りをしている最中に、
「もうあなたとはお話にならないので、
ご両親に話をさせてもらいます」
とメッセージを送りました。
「もうずっと連絡取り合ってんだよ!ばーか!」
となると、どんなキレ方をするか想像つかないので、
これから話すよ、の形にすることにしました。
「好きにしろよ‼️ばばあ。
あいつらに何を言っても変わらないぜ」
と余裕な返事がきました。
が、これは読み通り。
秒で返ってくる言葉はいつだって余裕な、偉そうな、
マウントを取りにいく言葉なんです。
それから早ければ5分、
大抵は一晩待つと、全く逆の言葉が送られてくるのです。
そんなところも、まんま子供。
「ばばあ」の直下に、
平気で「考え直してください」という言葉を送って来られる人種なんです。