誰に抱かれても忘れはしない
悲しい時とか切ない時とかお酒を飲んでも、そもそも弱いので酔えきれずにいつも寝てしまいます笑
学生の頃は羞恥心も常識も今よりも更になかったら訳で、男ってのはやっぱバカなので酔いが回るとバカな事を始め出す。「好きな女の子に間違ったふりしてライン電話をする」だ。あれが結構楽しいけど、今思うと相手にはすごく迷惑だったんだろうな思う。ごめんね。
電話にでてくれたら何を話すわけではないけど声を聞けただけて嬉しかったし、でてくれなくても好きな人に電話をかけられたという行動に心が揺れる。なんかいけちゃう気がするのだ。
あんなにバカだけど真っ直ぐな恋心は大事にしたいなと思う。
ところがここ数年、お酒を飲んだ勢いで電話をしたいなと思う人が誰一人思い付かない。LINEやインスタをスクロールしてもぴんとこない。昔好きだった人は違う、まして元カノなんて論外だ。別れたら他人だし、連絡を取らないで思い出にしておくことが自分にとっての美学だと思う。
出会いがないだけなのか、人と会っていないせいか。お酒を飲んでも楽しくないのは、もしかしてこれのせいなのか。
酒の勢いとか小手先のテクニックで抱いて一夜を過ごしても、その人をふとした瞬間に声でもいいから聞きたいなんて思わないだろう。抱いた夜より、抱かなかった夜の方が鮮明に覚えているものだ。
悲しいけれど、またこんなバカみたいな感覚を取り戻せたらいいなと思う。今は少し大人になったので電話に出てくれたら勢いでデートとかにも誘ってみよう!
そんなことを思いながら飲む ほろ酔い が美味しく感じる。
、、ところで欧陽菲菲の「ラヴ・イズ・オーヴァー」が自分は大好きだ。大学生の頃、大好きだった彼女に振られた時、YouTubeの再生回数をトレンドに急上昇させる勢いで聴きまくった。飲み会の3次会のカラオケでは必ず歌うほどだ。知らない人は一度聞いてみて欲しい。当時はあれを聴いただけで大人になれた気がしてた。
当時好きだった人たちよ、おれが電話してきたことなんて忘れていると思うけど。元気でいてね
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