ポケモンを語らせてくれ
ポケットモンスター
自分が1番といってもよいほどやり込んだゲームである。
初代から初めて現在のソード&シールドのシリーズまで、外伝シリーズ(不思議なダンジョンやピンボール)など除けば全てプレイしてきた。
そんなポケモンとの出会いを思い出してみよう。
時は小学生時代。
気がついたら周りの友達がみんなゲームボーイでピコピコ鳴らしながらゲームをしている。
なんだろうと見せてもらい、そこでポケモンという存在を知ることとなる。
今でもうっすらと覚えてるのがその画面はハナダのどうくつの野生のライチュウと戦闘している場面だった。
自分はその光景をずっとじっくり見ていた。
当時の荒々しいドットから繰り出される技と技のぶつかり合いや独特なエフェクト音。
見ていても訳がわからなかったがとても引き込まれるものがあった。
友達と解散したあとに真っ先にポケモンが欲しいと親におねだりする。
すると、ピアノの発表会を頑張ったらいいよと課題を出される。
当時嫌々やっていたのだが、火がついた。
やはり人間目的や欲があると頑張れる。
それからというもののポケモンの為にピアノの練習に励む。
ポケモンをやりたさの為にひたすらに頑張ったのを覚えてる。
発表会は近場の文化会館で結構な大勢の前で披露した記憶がある。
何の曲を披露したかを忘れてはしまったが、辿々しい指使いでなんとか課題曲を弾き終わる。
終わりと同時に会場から拍手が響き渡り達成感を身体で感じられたのは覚えてる。
発表会が終わるといかにもプレゼントとわかる包紙で包装された箱を渡される。
中には黄色のゲームボーイポケットとリザードンのパッケージの赤バージョンが入っていた。
めちゃくちゃ嬉しかった。
ここからカントー地方を巡る冒険が始まったのである。(ここからマニアックな話になります)
初めのパートナーはヒトカゲを選んだ。
そして皆さまご存じ通り、ヒトカゲはポケットモンスターハードモードのプレイとなる。
初めのジムリーダー(ボス戦)は炎タイプのヒトカゲが苦手とする岩タイプの使い手だからだ。
しかし当時の自分はそんなこと知る由はなく、ひたすらバトルにあけくれていた。
とにかく戦闘が楽しかったのだ。
なのでジム戦のときには既にリザードに進化していた。
なので相性が悪かろうとごり押しでクリアしたのを覚えている。(カスミはどうやって倒したのか覚えていない)
そんなこんなでリザード一本でどんどん進んでいたものだからクチバシティの地点で最終系のリザードンに進化していた。
あとは単純にモンスターボールの使い方がわかっていなかったのもあったりする。
流石に友達に捕まえ方を教えてもらい、ダグトリオをゲットしたのも覚えている。
そこからはリザードンとダグトリオの2本柱で進むことになる。
そこからは順調に進み、物語も終盤を迎える。
しかしここにきて詰みポイントが出てくる。
それは四天王戦。
厳密にいうとワタルのギャラドスだ。
四天王戦は4連戦+チャンピオンのライバル1戦で途中でポケモンセンターの休みも許されないというストーリーのラストに相応しい難関である。
自分の2本柱は育ってはいたのだが2体とも弱点が水タイプの為、
四天王1人目のカンナは自称氷タイプの使い手だが、手持ちの半分以上水タイプの使い手なのでそこで体力を消耗させられる。
4人目ワタル戦に辿り着くときはボロボロの状態で挑むことになる。
そして初手から水タイプである最大の天敵のギャラドスのハイドロポンプに沈められる。
何度も挑戦するがワタル(ギャラドス)を倒せなった。
そこで友達に助けを求めるとあるポケモンを1匹貰うことになる。
その救世主は当時にして最強のエスパータイプの一角のフーディンだった。
トップクラスに高い"とくしゅ"と素早さを持っている為、"サイコキネシス"で大体のポケモンを完封できた。ついでに薬要らずで回復できる"じこさいせい"の存在も強力であった。
このフーディンのおかげにより、苦手な水タイプにも立ち回れるようになる。
フーディンの助けもあり無事ポケモンリーグを突破してポケモンマスターになったのであった。
クリアまで苦労もたくさんあったものの、ポケモンというゲームシステムの楽しさを体感できたのである。
次のステップで図鑑完成を試みるも、伝説のポケモンやカビゴンといった通常プレイだと1匹しかでないポケモンたちを倒してしまっていたので、泣く泣くデータを消して始めからやりなしたのも懐かしい。
周りの友人は年齢を重ねる毎にポケモンから離れていったのだが、自分は黙々とやっていたものだ。
小学生からポケモンに触れてきた為、ポケモンと一緒に育ってきたといっても過言ではない。
ポケモンを作品毎振り返るとグラフィックやゲームシステムの進化も感じられる。
その変化も面白く昔はドット絵だが今では3Dモデルなのでポケモンの見方も変わってくる。
今ではポケモンGOのリリースからは世間一般的に認められている文化の1つでもあり、もっと身近な存在になっている。
これからもポケモンには期待に目が離せない。
最後に自分の大好きなBUMP OF CHICKENとポケモンのコラボを紹介する。
どちらも1996年の結成であり運命的なものを感じる。
この歌詞を聴いてるともう一度冒険してみたくなる。
透明よりも綺麗なあの輝きをまた味わいたいものだ。