見出し画像

ミッション実現のために。note社のあらたな組織体制のご紹介

こんにちは。noteでOrganization Successグループ(人事・労務部門)の責任者をしている中西です。

まもなく2023年もおわり・・・というタイミングですが、実は当社は12月が年度初め。FY2024がスタートしたばかりです。

そんな新年度。新たな挑戦をしさらに成長していくための土台として、社内では組織体制が大きくUPDATEしました。
この機会に、組織変更の背景や中身についてお話したいと思います。

※この記事は、noteのみんな Advent Calendar 2023 21日目の記事です。


noteの現在地

組織のお話に入る前に、noteの現在地について少しだけ触れたいと思います。
noteのサービス自体は2014年4月に誕生し、もうすぐ10周年をむかえます。会社としては昨年末にグロース市場に上場をし(この記事の公開日からちょうど1年前の2022年12月21日!)、「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」というミッション実現に向けてこれまで以上に邁進しているところです。
ずっと変わらないミッションのもと、会社としてもサービスとしても成長することができていますが、ミッションに向けて「創作」における唯一無二のプラットフォームになるためには、さらなる挑戦とともに新たな進化を遂げていく必要があると考えています。

※「noteのこれから」については人事のkomoさん視点での記事もあるので是非。https://note.com/komochan_0831/n/ndbba0fa3ad52

新たな進化を遂げるための組織

前提として、組織は目的実現のための手段です。
今回組織体制を検討するにあたり、
・noteが新たな進化を遂げるために重要なファクターはなにで、それを組織にアラインさせるとどうなるか?
・現状優先して向き合うべき組織課題はなにで、それを解決するにはどのような体制が考えられるか?
という2つを論点として、複数の案をもとに議論を行い決定しました。

組織変更のポイント

それでは、ここから変更ポイントをお話ししていきたいと思います。
大きくは以下の3点です。

1)経営体制の強化

より経営と現場が一体となって成長していくために、経営の意思決定に参画する立場として、新たに7名のグループ長(組織責任者)が誕生しました。

これまで当社は、代表の加藤をはじめCTOの今やCFOの鹿島も組織長を兼任していたのですが、社員数も200人近い規模になり、経営と執行責任の機能をしっかり分ける必要性が増してきました。

新たに立つグループ長には執行における各種権限を委譲していき、役員は会社全体の経営に注力していきます。会社としての重要イシューを着実に進めていく執行力の強化や、スピーディーな意思決定を行えるような組織にしていきたいと考えています。

また、今後はグループ長だけでなく管理職候補の育成や抜擢も積極的に行っていきたいです。

※念のためですが、今回は新たに任命したのは取締役や執行役員ではなく、組織責任者として事実上経営に参画するメンバーです

2)徹底的にいいプロダクトを世の中に生み出す開発体制

プロダクト開発組織については、世の中でも何がベストなのか議論が数多くあると思います。つくるもの自体やそのプロセス、組織のフェーズや組織能力における強み弱みなどをふまえてUPDATEし続けるものですが、今回当社では、それまで複数の事業部にわかれていた開発組織をひとつのグループに集約しました。

組織が分かれていたことで、それぞれの目標に向けて開発を進められるところはいい点でしたが、連携コストが発生していたのも事実です。ワンプロダクトをワンチームで、よりスピーディーに開発するために1つに統合し、エンジニア、PdM、PjM、デザイナー(※兼務)が所属するかたちといたしました。開発メンバーallでいいものを生み出し、創作の街を盛り上げていきます。
※デザイナーはCDO宇野配下のCDO室が主務所属となります

3)新規事業の始動

記事の冒頭で、noteは「新たな進化を遂げていく」とお伝えしました。
「新規事業グループ」というグループを新設し、既存事業のさらなる進化はもちろん、新たな成長ドライバーとして新規事業の検討を本格的に進めていきます。
先日設立した子会社「note AI creative株式会社」も、「AIによる創作のバリューチェーンの革新」を目指し、クリエイターが創作を続けられるような新しい仕組みを開発していくための取り組みです。

世の中のあらゆるひとが創作をはじめ続けられるようにするため、創作のインフラとしてあらゆる仕組みを増やしていきます。

組織体制

そして、各グループ体制はこちら。

各グループで取り組んでいくことの詳細については、絶賛採用中のポジションの紹介とともに別記事で書いていきたいと思います!

新年度が始まったいま、スタートラインに立ったばかり。本番はこれからです。
また1年後、FY2024の振り返りnoteも書きたいな。


「誰もが創作をはじめ、続けられるようにするために。」
このミッションをいっしょに実現させる仲間も大募集中です!

https://note.jp/n/nc0fe1a230633

いいなと思ったら応援しよう!