息子、シクシク泣く
休日の朝。息子と夫が先に起きて遊んでいる。
カチャカチャ(積み木のお城を一緒に作っているようだ)
「いいね!!」(渾身の作品ができたようだ)
ガシャガシャ(レゴを始めたようだ)
・・・・・・(真剣に作っているようだ)
@¥「:;1!$?」(できたレゴでごっこ遊びをしているようだ)
ガラガラガラガラ(飽きてアンパンマン号で走り回ってるようだ)
「ちょっと落ち着いて」(父がたしなめている、私もそう思う)
ガシャーーーーーン!!!(積み木のお城にぶつかったようだ)
・・・・・・・(あれ、泣いてない?)
・・・・・・・(再建しはじめた?)
「もうつみきなんていらない!」(怒ってる…お怒りだ…泣くぞ泣くぞ)
・・・・・・・(聞こえない?どうなった?部屋の隅で怒っているのか?)
父にしがみついて、顔をうずめてシクシク泣いていました
父ちゃんと一緒に作ったものが壊れて悲しかったのか
もう再現できないのが寂しかったのか
自分が壊してしまったことへのバツの悪さなのか
その時の本人の気持ちはわからないけど、本当に文字とおり、
シクシク泣いていました。
悲しさや怒りを爆発させて喚き散らすときより、
よほど堪えた出来事だったんだろうなと思い、なんだか切なくなりました。
こうやっていろんな経験をして大きくなっていくんだろうなあと
積み木一つ壊れただけのことだけど、思ってしまいました。
できればシクシクしたくなったときは、共有してほしいな。
一緒に悲しんで、一緒に立ち直ろう。