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休職から転職(復職)してみて

こんにちは、コツメです。
今回は、適応障害を発症して休職した私が
「転職(復職)してみた感想」を書いていきたいと思います。

「休職期間が長くなってしまった」
「現職には戻りたくないけど、転職でもっと環境が悪くなるのが怖い」

そんな方に向けて、
入社2週間の今の心境を書いていきたいと思います。
参考になれば幸いです。

では、よろしくお願いします。


これまでのあらすじ

休職~現在までの簡単なあらすじは以下の通りです。
適応障害発症(社会人4年目)→休職→転職活動→2024年4月入社

詳細は以下の記事をご覧ください。

2023年10月末から転職活動を始め、内定が出たのは翌年2月末でした。
その後1週間ほど悩んで、現職の上司へ退職する意思を伝えました。
3月は退職の手続きと引っ越し作業に追われ、4/1に入社。
そして、現在に至ります。

転職活動について

少し体調が良くなってくると、
「現職に戻る」か「転職をするか」で思い悩むようになりました。

うんうん唸っていましたが、一人では答えが出せず、
エージェント登録して相談してみることにしました。
ひとまず職歴書とヒアリングシートを作成して、面談へ。

休職理由などもお話して、「一緒に頑張りましょう!」の一言で
転職活動がスタートしました。

仕事としてはまだITエンジニアを続けたかったこともあり
SIerや社内SEで探しました。
初めての転職だったので、エージェントさんに相談してたくさん対策をしました。
偽って内定をゲットしても良い結果にはならないと考え、
休職についてはすべて正直に話しました。

転職活動は精神的にも体力的にも大変でした。
緊張しいな私は、面接が苦手です。
きちんと話せるようになるまでにかなりの時間を要しました。

初めての転職でただただ不安でしたが、
何もせず現職に戻るより
「今の自分に合った職場があるはず…!少しでも環境を良くしたい」
という一心で転職活動を行いました。
自分が諦めてしまったら、何も変えられませんからね。。

5社ほど面接を設けて頂いたのですが、
面接官の多くは親身になってくださいました。

「いろいろな企業・職場がある」
と知ることができたのは、私にとって大きな希望となりました。

その中で面接官の方との「波長が合う」
と感じた会社から内定を頂き、4月に入社しました。

内定連絡があってからも、
現職に戻るか、新しい環境に飛び込むか
かなり悩みました。

悩んだのは、不安が大きかったからですね。
職場環境、キャリア、将来性、待遇面、福利厚生、労働時間…
すべてを考慮して転職することに決めました。
「頑張って掴んだ転職先に賭けてみたかった」というのも一理あります。

職場環境は入ってみないと分からないこともあり、
後半は悩むことが嫌になってきて
ええい!!ままよ!と入社を決めました。

転職活動をしていた期間も含め、休職期間は1年4か月となりました。

転職した結果

結論:転職してよかった!!

前述の通り、不安はたくさんありました。
すべて杞憂でした。

「内定をもらえるのか」もそうですが、

「通勤大丈夫かな」
「転職先でやっていけるかな」
「職場環境が悪かったらどうしよう…」
「また適応障害になるかも」

などなど…

実際、その日が来たら
朝きちんと起きて無事に出社できました!
それから2週間、毎日通勤できていますし、
具合が悪くなったり気分が落ち込んだりということもありません。
とにかく安心しました。

転職で一番重要視していた、職場環境もとても良かったです!
風通しが良くて相談もしやすいし、
仕事を進めるにあたってみんな協力的です。
前職よりコミュニケーションも活発で雰囲気も良い。
想像以上に居心地がいいです。

転勤はありますが、
住宅補助や退職金などの制度もしっかりしています。
(住宅補助が手厚く、食費しかかからないのでは?というレベル)

月のお給料も上がりました!
初任給?もまだなので、年収はわからないですが
前職より上がる見込みです。
仕事はまだまだこれからなので
給与に見合った働きができるように励みたいと思います!

転職活動は大変でしたが、
本当に転職してよかったと思っています。

余談:退職交渉

内定承諾をしてからすぐ、退職交渉も行いました。
休職中、毎月上司に報告する必要があったので
そのタイミングでアポをとりました。

エージェントさん曰く、退職交渉で揉める方も多く
そうなると結構大変になるとのこと。。
戦々恐々としていましたが、すんなり終わりました。

当日はオンラインで面談をしました。
正直、怒られるのではと思っていましたが…
実際はそんなことはなく、むしろ上司も緊張した面持ちでした。

私もとても緊張しましたが、はっきりと
「退職させてください」
と言いました。
あわせて、感謝と迷惑をかけて申し訳ない気持ちも伝えました。

休職させてくれたおかげで体調が回復したこと、
不満もあったけど会社が好きだったこと、
休職を経て考え方が変わったこと、
復職しても、以前と同じように働くことができないこと。

以上の理由から、退職するという決断に至りました、と。

1年4か月の休職の結果を伝えました。
申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、きちんと伝えることが礼儀だとも感じていました。

辞めると告げたとき、上司の顔がこれまでに見たことないほど強張っていて、初めて、上司も思う所があるのだなと気づきました。
それが、部下を休職させてしまった負い目なのか、
私に対する怒りなのか。
はたまた、別の感情かもしれません。
それでも「コツメさんの意思を尊重します」と言ってくれました。
複雑な感情があったにも関わらず、
退職を承諾してくださった上司に感謝しています。

その後、すこし雑談もしました。
今までで一番きちんと話をしたと思います。
休職する前にこんな風に話せていたら…
と思わずにはいられませんでした。

いつの間にか、上司を敵だと思っていたことに気が付きました。
話してみれば、自分の味方で仲間だったのに。

退職交渉が終わって安堵するとともに、
とてもセンチメンタルな気持ちになりました。
「私はとても良いものを手放してしまうのでは…」と。
それでも、前進するために内定承諾を行いました。

エージェントさんから急かされていたのですが、
1日おいて気持ちが落ち着いてから
退職交渉が完了した旨を連絡しました。

そうして、私は1年4か月の休職から
大きな一歩を踏み出しました。

ちょうど雪解けの季節。
止まっていた時間が春にゆっくりと溶かされていくようでした。

最後に

今回は、転職活動と転職(復職)した心境をまとめました。
いかがだったでしょうか。

「転職が不安で踏み出せない」
「休職期間が長くなったけど、転職先で復職できるのか不安」
という方の参考になれば幸いです。

かなり悩みましたし、大変でしたが
転職に挑戦して心から良かったと思っています。

同じような状況の方はとても不安だと思いますが、
焦らずに進めればきっと大丈夫です…!
内定が出ても、転職しないという選択肢もあります。
私はもし転職先が決まらなかったら、フリーターになるつもりでした。

迷っている方は、ぜひ少しずつ行動に移してみることをお勧めします。
私は、不安よりも
「止まっていた時間が動き出したことへの喜び」が勝りました。

でも、頑張りすぎて体調を崩してしまっては、元も子もありません。
くれぐれも、ご自身の体調にはお気をつけくださいね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!
では、またお会いしましょう!

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