どの個別株を買えばいいか迷ったら〜先ずは大型株に投資してみたら❓〜

 ※初心者向けの内容だと思います。また長期投資で日本株を前提に文を書いています。

 個別株投資を始めようと思っていても、どの株を買えばいいか分からない。ビギナーによくある不安だと思います。実際、私もそうでした。

 そこで私がお勧めするのが「大型株」への投資です。

 大型株とは、SMBC日興証券のホームページから引用させてもらうと、このように説明されています。

「東京証券取引所では、TOPIX(東証株価指数)を補完する「規模別株価指数」の算出において、東証1部上場銘柄の中から、時価総額(株価×発行済み株式数)と流動性が高い上位100銘柄を大型株と定義しています。この大型株だけで、東証1部の時価総額の約6割をカバーしているといわれています。なお、大型株についで時価総額と流動性が高い上位400銘柄を中型株、それ以外を小型株と分類しています」

 読んで理解できましたか❓私の場合、最初読んだ時、あまりよく分かりませんでした(笑)。まあ、推奨銘柄も含めて、以下に、この大型株の具体例を挙げていきたいと思います。※下記①〜⑦における黒文字は特にお勧めの意味。

 ①日本たばこ産業、信越化学工業、キリンホールディングス、花王、中外製薬、富士フィルムホールディングス、ユニチャーム

 ②ブリジストン、小松製作所、ダイキン工業、ソニー、任天堂

 ③伊藤忠商事、三井物産、三菱商事

 ④オリックス、日本証券取引所、東京海上ホールディングス、

 ⑤東日本旅客鉄道、東海旅客鉄道

 ⑥日本電信電話、KDDI、中部電力関西電力

 ⑦リクルートホールディングス、セコム、ニトリホールティングス、ソフトバンクグループ

上記①〜⑦の数字は、私の中での大雑把なグルーピングです。意味合いは下記の通り↓

①生活関連 ②(ハード系)製造業 ③総合商社 ④金融 ⑤輸送サービス ⑥通信・電力インフラ ⑦その他サービス 

どの株を購入するか迷っているなら、先ず上記株を買ってみたら如何でしょう❓

お勧めの理由としては、①経営が安定していて、②配当をきちんと出しているからです。

投資先が潰れたら、たまんないですよね!私は、上記企業群について、今後もシブとく生き続ける可能性が高いと考えています。

一方、株価は上下します。上記企業を購入したとしても、取得価格より、株価が下がる可能性は多いにあります。そうなれば、きっと気分が悲しくなるしょうね(笑)。そんな時に励みになるのが「配当」です。株価が下がっても、配当を貰えれば、少しは気持ちが晴れますよ!

経営が安定しているから、持続的かつ継続的に配当が出せる。これ重要。

上記投資にあたっての注意点としては、❶一度に大量に購入しない。コツコツ買うイメージで。❷1つの銘柄1つのセクターに集中投資しないで、分散して投資する。❸購入タイミングは、過去の株価を見て、低いとき。これに関しては自己で判断してください(笑)。

 多分、短期で一攫千金は狙えません。でも、潰れる可能性は低いです。だから、仮に、購入した株価が下がっても損切りせず、ナンピンしても失敗しない可能性が低い企業群だと思います。

 先ずは大型株への投資を足がかりとし、慣れてきたら中小株へ移行していくのが、私のお勧めです。