第4回MSJセミナーにて招待講演(小嗣)
2024年12月13日、東京理科大学葛飾キャンパスで開催された第4回MSJセミナーは、磁性材料とその応用に焦点を当てた充実のプログラムが展開されました。大学や産業界の専門研究者が集い、最新の研究成果と技術動向について活発に議論しました。小嗣は、データ科学を活用した磁区構造の自動解釈について講演し、磁性体研究における解析精度の向上と効率化への道筋を示しました。
セッションの最後に行われたフリーディスカッションでは、異分野間の連携や産業応用の可能性について意見交換が行われました。特に、データ科学や新規材料設計を通じて、物質の複雑性を理解し制御するための方法論について深い議論が展開されました。本セミナーは、基礎研究と応用研究の最前線を結びつける貴重な場となり、磁性材料分野における新たなネットワーク形成のきっかけともなりました。基礎と応用が交差する中で生まれる可能性に期待が高まる一日となりました。
M. Kotsugi “データ科学を用いた磁区構造の自動的な解釈”, 日本磁気学会セミナー, Dec. 13 (2024), Tokyo, Japan
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