「やっぱり人間向いてないわ」仕事での時間の使い方+姿勢
汗水垂らして稼ぐ!それがいいこと!と思っていました。
元々仕事をダラダラやるタイプで、家に帰っても結構仕事のことを考えている人でした。
その時の上司もダラダラしていて、定時で帰るというのは罪のような気がしておりました。
しかし、同僚は絶対に定時で帰るのです。残業代はもらえたとしても、私が仕事に充てた時間でこの同僚はプライベートを充実させていました。
本人に「なぜ定時で帰るのか」と聞くと
①プライベートを中心に考えているから。別に残業代は欲しくないし、時間内しか働きたくない。
②家庭のことを仕事で避けたい時もあるがそれが後々家庭の雰囲気が悪くなるので、やめている。
③ダラダラ職場にいると、いつもいると思われて勤務外にも仕事を振られてしまう。
と言っていました。定時で帰るということは決して悪いことでないのに、悪いことのように感じていた自分に疑問を感じました。
そして、自分の仕事の仕方について疑問を感じたわけです。この人の意見を全てのまないにしても、自分はこれだけ仕事の仕方や自分の時間の使い方について考えられているだろうか?と思ったのです。
そのあと自分なりに考えたこと
1)定時で帰るのは悪くない
→いつしか残業することが当たり前になっていた。時間内で終われた方がかっこよいと思いました。スマート!
2)仕事以外にも充実させたい!
→仕事が充実するのもとても素敵なことだけれど、それだけじゃつまらないと感じてしまいました。定年後やもしこのまま体力が続かなかったらこの生活はどうなんだろうと思いました。まずは何かを入れるために、時間を空けたり、メリハリを考えようと思ったわけです。
3)どういう人に仕事を任せたいか。
私は管理者ではないので常に評価される立場にいます。なので、この視点を大切にしたいと感じるようになりました。同じ時間で10働く人と5働く人、どっちを雇うかは一目瞭然だと思っています。私はずば抜けた能力があるわけではないので、それくらいしか見せるところがないなというのが本音です。
そんなことを考えて、残業がゼロになったわけではありませんが、時間としてだいぶ減りました。
また、仕事に対する考えが持てたことで残業時間という形だけでなく意識が変わった気がします。
その仕事は本当にするべきなのか、自分がするべき仕事なのかと業務内容を改善することにもつながりました。
時間をかけるのと質は比例しないというのは大きな気づきでした。