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【ペナン島母子留学】『学校が嫌い』『行きたくない』と言う子どもたちにどう向き合う?


母子留学、してからの現実を受け止める

こんにちは。5歳長女と4歳長男を連れてペナン島に母子留学中のkotsubuです。本日でなんとかChinese New Year holidayが終了、明日からまた子どもたちのスクールライフが再会します。

長期の休み明けに必ず立ちはだかる、
『学校に行きたくない』
という子どもたちの心の切り替えの難しさ。

もちろん、学校が楽しくて休み明けが楽しみな子たちもいます。

でもうちの場合は違います。

昨年の8月に来て早、半年を迎えました。
当初からペナン島ライフに不満を爆発させ、

『つまらない』
『日本に帰りたい』
『家も楽しくない』

を連発しているうちのキッズ、
なんとか渋々学校に通って半年。

生活そのものには子どもたちも慣れてきています。
ただ、『学校たのしい、毎日がたのしい』とはなっていない。


ペナン島への母子留学を決心して1年半。
子どもたちの未来にとって
必ず意義のある選択である🌈

と確固たる自信を持って連れてきたものの、
現実は大きな壁が目の前に立ちはだかったまま。

毎日、ネガティブな発言を朝から浴びながら
自発的に動くことが滅多にない5歳児と4歳児を
なんとか支度を終わらせてスクールバスに乗せる

それだけで1日分の疲れが一気に朝溜まった
と思うくらい大きなストレスです。

そんな二人の朝の様子はというと。
二人それぞれ反応は異なりますが、
結局どちらも母として対応しなければならないのでまとめてみると以下のような感じです。

  • まあ起きない

  • 『そろそろ起きないとだよ』と少し強い口調で言えば言うほど起きない

  • 起きたけどそのままリビングのソファにダイブ

  • 『勉強が嫌だ』『先生が怒る』『私だけできない』

  • 朝ご飯食べる時も怠そう

  • いちいち朝ご飯に文句「えーなんでおにぎりなの」

  • 食べ終わらない

  • 本日の時間割をいちいち母に聞いてくる(ホワイトボートに書いてあるけど自発的に見ない)

  • 自分の嫌いな教科があると行きたくないに拍車がかかる

  • 着替えるときの面倒くさそうな感じ

  • スクールバスの到着連絡が来てからのんびりトイレへ

  • 『バス来たから家出るよ』と促してから最低10分かかる

  • 靴履くのもダラダラでリュックも背負わない

特にひどいのは長女のほう。
行けばそれなりに楽しそうにしていますが、
朝のネガティブ感がひどいです。

過去半年で7時前に起きたのは1桁台。
あまりに行き渋りがひどいときは、
諦めて学校を休ませたことも数回あります。

我が家の場合は、これが、現実でした。

朝の母のハードさといったら半端ない

5️⃣:3️⃣0️⃣起床・洗顔・キッチンの片付け
6️⃣:0️⃣0️⃣朝ご飯と弁当とスナック(軽食)それぞれ2人分準備スタート
6️⃣:3️⃣0️⃣だいたいこんくらいには長男起床
6️⃣:4️⃣5️⃣洗濯開始
7️⃣:0️⃣0️⃣弁当とスナック準備完了
7️⃣:1️⃣0️⃣長女起こす・二人の朝食→歯磨き→着替えを手伝う
7️⃣:2️⃣0️⃣スクールバスからあと8分でつくよと連絡が来るのがこの辺
7️⃣:3️⃣0️⃣家を出る→ガードハウス前に着くバスに子どもたちを乗せる

スクールバスは道路状況によって10~15分くらい時間が前後します。
平均的に7:20~25分くらいに連絡が来るので、
ここまでに子どもたちを全て支度完了させないと間に合いません。

自発的に行ってバスまでスムーズに行けた✨️
という日は半年経って3日あったかないか。

毎日ほぼ間に合ってません。
なんとか渋々の子どもたちを励ましたり怒鳴ったりしながら、
強烈なストレスと闘いながら見送っています。

気づけたり励ましたりしてもなんの効果もない時が続くと、私自身も疲れてしまって、『もういかなくていい。その代わり、私は今日一日あなたのケアを一切しない。』と言ってほぼ1日無視したこともあります。

そんなことをしたら子どもの心は傷つき、
余計に心を閉ざしてしまう

と思われるかもしれませんが、
現実と向き合って努力をする

というのは本当に骨が折れる。

無力感を感じて、
全て諦めてしまいたい

なかったことにしてしまいたい

そう思うのが人間として普通のことだと思う。

なのでなんと他人に思われようと、
私は自分を責めないことにしています。

その代わり、

何か解決方法はないのか、
本当に学校が楽しくないのか、
彼女にとって何がベターなのか、

常に考えて様々な方法でアプローチをする、
接し方も工夫する

ということを実践するようにしています。

母子留学の答えって一つだけなの?

海外母子留学
早期の英語教育
バイリンガル育児

これらはときに意識も高く生活にも余裕がある人たちの世界
と思われることがあります。

ただ、実際にマレーシアに来てみると、
思った以上に様々な背景を持った人たちがいる。

そして、多かれ少なかれ
海外での育児
海外でのワンオペ
海外での生活への適応
に苦労し、悩み、闘い、同時に諦め、
やっと日々を乗り切っている。

子どもたちのため
でもあるけれど、

親である自分自身も
『私自身はなんでここに来たんだっけ』
をシンプルに頭の中で答えられる

ことが必要だと思います。

仮に、私の場合は

★海外生活をずっとしてみたかった→叶ったじゃん
★英語を話す機会を増やしたかった→これは日々意識しないとだめ
★子どもたちとの新たな親子の関係性を気づきたかった→これは良くも悪くもものすごく子どもたちが近い存在になった
★自分自身がレベルアップして日本に持ち帰れるもの作る→いまんとこ一つできた

こんなふうに、
定期的に自分自身について振り返っていくことで
母子留学に来た意義を改めて確認したり、

思ったのと全然違う結果が出たことや
うまくいかなかったことについては
プランを練り直すことができる。

いずれにせよ
母子留学についても一つの考えに固執しすぎると、
うまくいかないまま無駄にエネルギーを使うことになります。

自分も辛い。
子どもたちも辛い。
いいことない。

そうならないよう、
まだまだ日々、
プランBやプランCが選択できるよう

アンテナを張り続けていきたいと思っています。




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