Python基本の“キ”【vol2】 変数とデータ型
皆さん、コツコツ頑張ってますか?管理人のmajisonです。
今回はPython基本の“キ” vol2という事で、変数とデータ型についてです。
今回も短い時間で読めるようにサクッといきたいと思います。
1.変数の定義
変数の定義、とタイトルを銘打ちましたが、Pythonでは一般的なプログラミング言語と異なり、変数の定義は必要ありません。
いきなり変数として使うとそのまま使えてしまいます。
a+1+2
print(a)
と言う具合です。
変数は大文字と小文字も区別されるのでこの点は注意が必要です。
変数の宣言が不要なので楽ちんな一方、パンチミスですぐにバグができちゃいそうですね。
aa=1+1
Aa=2+2
AA=3+3
print(aa,Aa,AA)
2.データ型
他のプログラミング言語では変数の宣言時にデータの「型」を合わせて宣言しますが、pythonにはこの変数の宣言が無い為、最初に変数に格納するデータに合わせて自動で型が設定されるようになっています。
pythonでは数値や文字列を扱う型として次のようなものがあります。
特徴としてはいわゆるlong型が存在しておらずint型がlong型を兼ねています。
整数型/int型 例)5 100 12345
浮動小数点型/float型 例)5.6 3.14
真偽値型/bool型 例)True False
文字列型/str型 例)’abc’ ‘田中’
文字列型データと数値型データを強引に計算させようとするとエラーになるので注意して下さい。
#これはエラー
a=‘1’+1
また、bool型の値TrueとFalseはどちらも頭文字を大文字、他を小文字の形で書く必要があり、他の描き方はbool型として扱われない点も注意です。
#これはbool型として扱われない
a=true
^
a=TRUE
^^^^
3.まとめ
今回のまとめです
変数は定義不要。
変数の型は最初に格納するデータの型により自動設定される。
データの型は整数型、浮動小数点型、真偽値型、文字列型の大きく4つ。
文字列型とその他の数値型データは同時に計算できない。
と言う訳で今回はここまで!