情弱三十路留学生が上海留学に備えたVPN、SIM、スマホ回りを語る
中国行くってなったときに、多分みんなが調べるであろうVPNやスマホ回り。
何人もの人が丁寧な解説をしてくれていたけど、私には理解できなかった。
なぜか。
元々の知識レベルが違うから。
なので、実際自分はこうしたよ、これを調べたら多分こんな感じのことを言ってたよ!を述べたい。
解説紛いのことをしているが、本当に自信がないし、誤った知識も入っているかもしれないので話し半分で聞いてくれ!話し半分で!
間違っていても責任が取れないので、これを起点に、自分でさらに詳しい、ちゃんとした別の方の解説を見ていただくのが良いと思います。
★はじめに
VPNイズなんぞや。バンドとはなんぞや。
あれ、そもそもSIMカードってなに?
私は情弱なので、そもそも留学以前に「なぜ日本のSNSが利用できないのか」「VPNとは」「バンド?」「SIMカードってあの挿してるやつよね?」状態だったので、ド素人でも理解できるようにまとめておく。
ちなみにこんな人間でも元IT営業をやれていたという驚愕の事実。
◎スマホとSIMカードについて
スマホはただの箱です。SIMカードを抜いたら電話は掛けられないし、Wi-Fiに繋ぐ以外では、ネットも見られない。
現在は緩和されてきてますが、もともとはドコモで買ったスマホにはドコモのSIMカードしか入れられなかった。
Nintendo Switchでプレイステーションのゲームは出来ない感じか?
今は「SIMフリー端末」といって、ドコモのスマホに別のキャリアのSIMカードが入れられるようになっている。
これから紹介する香港SIMカードや、中国キャリアのSIMカードを入れるには「SIMフリー端末」が必要なので、留学用に新しくスマホを買うなら「SIMフリー端末」、これまで持っていたスマホであれば、自分のスマホが「SIMフリー状態」になっているか、なっていなければ変更できるか出国前に確認するとめっちゃ良いかも!
◎SIMカード
もう「電話番号と、そのキャリアの回線を使える権利」で覚えていいんじゃないか。各SIMカードに電話番号が割り当てられているので、現地についてSIMカードを抜くと、いままで使っていた電話番号が使えなくなる(また挿せば使える)。
電話番号が使えないので、SMSが届かなくなる。
SMS認証が必要なサービス(クレジットカードの使用確認など)のなかには、メール認証などに変えられるものもあるので日本にいる間に確認・変更しとくといいとおもう!
私はやらなかったので今めちゃくちゃ苦労しています!笑
それから、そのキャリアの回線を使えなくなるので、ネットに繋ぐことが出来ない。Wi-Fi環境下であればネットは使える。
なぜ海外でデータローミングを使ってはいけないのか?
→これはキャリアによるけど「高額請求が来る可能性があるから」だと思っている。……うーん、自信がない。違うかな。
私はドコモユーザだけど、そもそも使う気がなくてドコモの海外データローミングの料金を見ていないので、推測で「高いんやろな…」と言っている。……本当はドコモさん安いのかも。
キャリアごとに高くないサービスもあると思うので、これは自分のキャリアのサービスを確認するとベスト!
ちなみにSIMカードは「電話番号と、そのキャリアの回線を使える権利」と書いたところをさっそく覆して申し訳ないが、ネットで買える香港SIMカードは電話番号がないことが多い。
ただ、中国の電話番号を契約したら大学の友達等とはその電話番号で電話できるし、LINE通話は電話番号要らないので困らないと思われる。
※eSIMってなぁに?
通常SIMカードって、吹けば飛び、3秒後には失くしていそうな小さい四角いのだと思うが、eSIMはこの四角いのが無い。
キャリアと契約したあと、SIMカード情報?みたいなのが送られてくるので、それをアクティブにするとさながらSIMカードを挿したかのようになるもの。
デュアルSIMという二つのSIMカードを入れられる端末があるが、デュアルSIM対応していれば、四角い実物のSIMと、このeSIMを両方端末に入れることが出来、かつ端末で「どちらを優先にするか」を選べるので便利。
◎バンド
ひえ~これ分からん。元ヨドバシ携帯電話売場担当の友達に教えてもらって知ったから他のものより解説がふわふわ。
でもやってみよう。話し半分どころか、これは話し三分の一で聞いてくれ。
各キャリアには、総務省から割り当てられた周波数帯・バンドがある。らしい。
このバンドが通信キャリア(楽天モバイル、中国電信)と端末(Redmi)で一致していないと使用できないので、「楽天モバイル バンド」「中国電信 バンド」「自分の携帯機種 バンド」で検索をする。
バンド1、とかバンド3、とかが出てくるので、これが一致しているものがあれば使えるらしい。
ちなみに楽天モバイルとかは「バンド対応機種」みたいなスマホの一覧表を載せてくれているが、ここに載っているものは楽天モバイルサイドで確認してくれた機種なので、載ってなくても使える。
私のRedmiは載ってなかった。
自分でこれを判断するのは怖いとおもうので、スマホに詳しい友達や、スマホ端末の購入先、キャリアなどにチラッと聞いてみるのはアリだとおもう。
★日本のSNSが使えない?
中国にはグレートファイアウォールという、イメージ的にはバリアみたいなものが国をおおっているので、それに阻まれて日本のSNSなどが見えない状態。
VPNはそこに風穴を開けて、自分だけのトンネルを作り日本のSNSなどに接続をするシステム。
実際に上海生活をはじめて、VPN繋いでなくてもLINEの通知が来たりすることもあるけど、その通知をタップしてLINE画面を開くと一生画面読みこみで止まってしまって、かつ通知にたいして返信を打ってもそれが一生送れない感じ。
日本のSIMで海外ローミングを利用すればVPNは不要だけど、前述の通り普段より高額なお金がかかる可能性が高い(楽天モバイルは2GB無料)ので、みんなVPNを契約したりしている感じ。
ちなみに香港SIMはこのバリアの影響を受けないので、VPN無しで日本のSNS等を閲覧可能だけど、動画を見たりすると結構データ容量食うし、大学のWi-Fiに繋ぐとグレートファイアウォールの影響を受けるので、VPNは必須かなって感じ。
■VPN
私はMillenVPNを契約した。
いまのところまったく不便無く非常に快適にネットを利用できている。
友達は良之助VPNを爆推ししてた。良いらしい。
■スマホ
私は日本でずっと使っていたドコモのGalaxyのスマホと、この留学用にたしか6万くらいで買ったSIMフリーのXiaomiのRedmiの2台を持ってきた。
VPNがどれくらい繋がるかが未知数だったので、1台は香港SIMを入れ、一応どんなときでも日本と連絡を取れる予備機が欲しかったため、2台持ちは早期に決めていた。
私の回りは2台持ち少ない。唱歌社团で一緒のインドネシア人の金くらい。めっちゃくちゃ便利だけどな。
[構成]
・Galaxyスマホ(上海ではこれをサブ機として利用)
ドコモのSIMカードを抜いて、Amazonで買った香港SIMを挿入している。支付宝に日本のクレジットカードと中国で開設した銀行口座を紐付けていて、クレジットカード優先で引き落としするように設定している。支付宝の引き落としは「買い物」として引き落とされるので、キャッシング限度額を10万なので、大きい買い物とかはこっちの支付宝で決済して、一応毎月10万以上予算を確保できるようにしている。
・Redmi
楽天モバイルのeSIMと、大学で契約した中国电信のSIMカードを入れている。
購入理由は端末が比較的安価だったのと、スマホの対応バンドが問題なかったこと、デュアルSIM対応だったこと。
楽天モバイルを契約したのも、海外利用2GB無料がついているのと、ドコモ回線ではないこと、あと帰国後の料金プラン的にも安価だったから(家電が無いのと、いま家族全員ドコモユーザーなので、ドコモ障害発生時に備えて1台別キャリアの回線のスマホが欲しかった)。
香港SIMがはたしてきちんと動作するか分からない中で、海外利用2GB無料は本当にメンタルを安定させてくれた。
あ、別に私は楽天モバイルの回し者ではないです。
結論、2台持ちはアリかナシか。
個人的にはアリ、めちゃくちゃおすすめ。
出国前に死ぬほど吟味した構成なので、もし良ければこのまままるっと構成をおすすめしたいです。
★唯一の反省点
海外渡航が初めてのこともあり、かつ電子機器に詳しくもないので、海外ローミングで高額な通信料を請求されるのが怖くてGalaxyはドコモのSIMを抜いて香港SIMを入れたのだが、GalaxyもデュアルSIM対応なので、香港SIMはeSIMにすれば良かった・・・。
なぜならドコモのSIMを抜いたことでSMSが届かず、dカードのサイトに入れなかったり、ワンタイムパスワードで苦しんでいるからである。
■余談
[クレジットカード]
ついでに。
私のいまの生活はすべてエポスカード1枚に支えられているので、エポスカード最強だと思っている。
ちなみに友達は別の会社のカードを使っているらしいが、日本円でしか出金できないため、銀行窓口で両替の手間を踏んでいると言っていたのだが、エポスカードはVISAマークのついているATMなら中国元でそのままキャッシング出来るので、窓口要らずです。
なお、MasterCardはあんまり対応していないのでVISAが良いと思います。