#39 古藤田博澄の【伊豆むあん】|幸せな人間関係を築くために(40話 導きもしない干渉)
説教垂れるのと意見を述べることの違い
相手には、考えがない、意識が低いと決めつけ、普段から、あれやった、ちゃんとしろよ、これどうなっていると干渉する。
にもかかわらず、相手が失敗すると、ガミガミ、ねちねち、何度も小言を繰り返し、過去の失敗を上げ連ねる・・・
日常の「干渉」が管理だと勘違い、なんの指導にもなっていない。
相手の結果が伴わないのは、自分のやり方のまずさだと気づかない。
資質の欠けた、エラぶるだけの管理者。
導きもしない干渉はやめましょう。
最初から、こいつはできないなどと決め付けるのはやめましょう。
相手に考える時間を与えましょう。
考えて行動をさせて、失敗したら、その改善も自らやってもらいましょう。
管理者は、部下に対して「いつでも力になる用意がある」ことを行動で示しましょう。
自分の保身のために、自分が「代わりにやってしまう」ことは、間違いです。
失敗して、間違いに気づき、改善していく能力は、相手にもあるはずです。
そうやって人は成長していくものです。
あなたの、日常の干渉は、長時間の説教は、相手のやる気を削ぎ、責任感を低下させ、悪い結果を生み出す原因です。
結局のところ、あなた自身が、人を導く力がない、劣っているということに
早く気づかないとダメです。