#18 古藤田博澄の【伊豆むあん】|幸せな人間関係を築くために(18話 より良い選択は自由にできる)

【2010年6月5日(土)5:55 伊豆むあんブログより転載】
10年前の連載記事を転載しています。
情報や状況が古い可能性もありますが、当時の想いが今もなお価値のある情報としてお届けできることを願っています。

ほとんど、いつでもより良い選択を自由にすることができる。

ということを学べば(実際に試してみてその効果を体験する)、自分のみじめさ落ち込みといったものが自分の選択であり、選択次第でその状態を良い方向に向けることが出来ることに気づくはず。

先に述べたように「行動」には4つの要素{行為・思考・感情・生理反応}があり、そのすべてが行動に関与している。

その中で、行為と思考は直接コントロールすることができ、関与する感情や生理反応は、行為と思考をコントロールすることで間接的にコントロールすることができる。

このことを学ぶことで、
妻が突然家を出て行った夫が頭の中すなわち「こころの世界」で繰り返し繰り返しイメージした、

「彼女が家を出て行かなければ・・・彼女がもっと自分の想いをぶつけてくれたら・・・もし戻ってこなければどうしよう・・・」

といった想い(すべて受身的、妻への自分の求め)を持ち続け、気分は落ち込み、何もしたくなくなるといった状態は、すべて自分が「落ち込みを選択」したからということに気づき、他に、なにかできることを考え行動することが出来たのではないでしょうか?


医者が患者に
「気分はどうですか?」と質問する。

医者は、「気分はいいです」という答えを期待し、患者も求められている返答を知っている。

たいていは「気分はいいです」と「うそ」をつく。そのことで医者と患者の関係は損なわれていく。

このことで、医者の治療だけが患者の気分を良くしていくといった印象を与えることになる。

仕事の中でもある。
「調子はどう?」「うまくいってる?」「特に変わったことはない?」

聞かれた相手は「まあまあ」とか「普通です」とか・・・適当に応える。

人間関係が損なっていれば何かあっても「うそ」をつく・・・


声のかけ方ひとつ、受け答えひとつで、実は互いの「心の世界」は現実に現れている。

「今日は何をするつもりですか?」

その問いの答えに対して、この人を助けたい、守りたい、力になってやりたいという想いがあれば、自然に、提案もできるし、応援も出来るようになる。のではないでしょうか?


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