【MKニュース10月号】健康であり続けることはすべてに通じる。
【MKニュース10月号より抜粋】
9月の初旬は、予防医療強化期間!?でした。
大腸の内視鏡検査、人間ドックで血液検査から胃カメラやMRI、CTとカラダ中をくまなく検査。
大腸の内視鏡は前日から食事制限をして、当日は下剤で腸内洗浄。
人間ドックも半日のプチ断食。
なんだか体がきれいになって動きも軽やか。
結果はまだ出てはいないがやったことでの安心感はある。
昨今では健康経営の必要性を問われ、「社員に対しての心身へのケアは不可決なんですよ」と保険の営業マンが「福利厚生の充実を!」などと大きく記された資料を出して私に説明する。
「うん!?これはタバコの匂い。体型もどちらかというと肥満体型、座る姿勢も良くない。たぶん腰が悪いのだろう」とかいろいろ観察する。
今書いていて思うが、こういう人間観察は、相手が男性であっても女性であっても私は何気なくしているが、相手にそれと気づかれたらセクハラになるのであろうか?
まあ、そんなことはさて置いて、「自分の健康管理もままならない人間が、人に健康を語るな!人の会社の健康経営を云々言う前に、自分の会社はどうなんだって自問自答してみなさい!」と言いたくもなる。
つい先日、ICOI(イコイ)フォーラムというものに出席して話を聞いた。
伊豆の温泉を活用し、食や運動等を組み合わせて、この地に適した新しいヘルスケアをカタチにしよう!というプロジェクト。
健康…それはシンプルにまとめると、
エクササイズ+リカバリー+食事。
このバランスが大事。毎日の適度な運動、入浴、そして栄養補給こそが健康の維持につながる。
わかっちゃいるけどやめられない!酒、たばこ、間食、食事の偏り…
不健康な生活をしている者に「不健康の原因は?」と問えば、「仕事のストレス。」などと答える。
「本当に?」
毎年の健康診断でメタボと指摘されている社員に聞いてみた。
「健康に良くないと思われる生活習慣、食習慣を変える努力はしていますか?」
「試みたけど長続きしない。」
「どうしたら変えられると思う?」
「う~ん」と悩んだ結果、「病気になったら変わるかも。」と答える。
毎年健康診断をすることは会社の義務だが、社員にとって、その結果は必ずしも悪習慣を改めるキッカケにはなっていないということだ。
ある直木賞作家が作中で、人間の仕事は何か?お金を稼ぐため、人の役に立つこと、いや、そういうことじゃなくて、もっとシンプルに『生きること、生き続けること』なんだよ。
生き続けることって、すなわち『健康』であり続けることですよね。
自分を律し、エクササイズ+リカバリー+食事のバランスに気をつけて生活ができる人。それができるということはきっと何をやっても『できる人』ってことになりませんか。
人は、『健康』を維持できているか否かで評価することができる。
置き換えてみよう、人生にとってのエクササイズ+リカバリー+食事とは?
会社組織にとってのエクササイズ+リカバリー+食事とは?
何かとてつもないヒントがココにありそうな気がする。
健全な人生、健全な経営、人も組織も『健康であり続ける』こと、そのためにできることを毎日の習慣とすることがシンプルに大切なこと。