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【MKニュース11月号】舞台役者の経験が与えるその後の影響

【MKニュース11月号より抜粋】


45歳から55歳までの10年間、伊豆の国市民劇団『いず夢』で芝居に熱中した。

芝居づくりはモノづくりの最たるものだと思っている。

公演2か月前、台本が上がり役が決まり、読み合わせから立げいこを重ねながらセリフを入れていく。

芝居は一人じゃできない。

当たり前のことだけど、何人もの役者がそれぞれの役割をもって舞台上で役を演じる。もちろん素人の集まりだから上手い下手はある。

でも僕が許せないのは、いつまでたってもセリフを覚えてこない人。立げいこになっても台本を離すことができないのでは、芝居にならない。

そういう人は本番もセリフを飛ばす。本番中の劇場には、独特の空気観がある。
舞台上センターからの景色は格別なもの。

その景色を見たいから、ストイックな一か月を過ごす。

『楽しみを壊すな!自分の役割をやり遂げろ!』と叱る。

この役者の経験も、実は周りに強く当たる原因らしい。


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