#36 古藤田博澄の【伊豆むあん】|幸せな人間関係を築くために(36話 今週末、子どもに小言を言うのを止めてみませんか)

【2010年7月9日(金)6:06 伊豆むあんブログより転載】
10年前の連載記事を転載しています。
情報や状況が古い可能性もありますが、当時の想いが今もなお価値のある情報としてお届けできることを願っています。

うちの子はまったくいうことを聞かない。
口もまともにきいてくれない。
話をしようとしても、すぐに自分の部屋に入ってしまう。

そのな態度につい怒鳴る。

子供のことを考えるとイライラして頭が痛くなる。
どうして、どうして・・・


子供が親の言うことを聞かない、約束したこと、決めたことをやらないのは
子供のせいでも、親のせいでもない。

お互いの関係がその結果を招いている。ここからはじめましょう。

顔を合わせれば、小言ばかり、怒鳴り、なじり、嘆き・・・
言われる方も言う方も決して居心地の良いものではありません。

今週末、子供に小言を言うのはやめてみましょう。

穏やかに、静かに・・・

いつのものように、こどもが言うことをきかなくても、自分が代わりにやれることはしてやりましょう。

そんなことは、子供の為にならない。言いきかせてできるようにすることが
親の務め!

わかってます。

でも今のやり方で良い結果が得られていないのだから、その導き方に何か問題があるのではないかと考えてみてはいかがですか?

互いの関係が上手くいっていない、常にギスギスした雰囲気の中で、何か良い結果を出そうということに、むしろ無理がある。


怒鳴らない、批判しない、文句を言わない。

一緒にリラックスするのです。この週末二日間やってみましょう。

あなた自身、怒鳴らず、批判せず、文句を言わない二日間を過ごすことで、何かに気づくことがあるでしょうし、子供も何かに気づくでしょう。

月曜日からは、穏やかに、相手がわかるような言葉で、自分の想いを話し始めてください。

決して「感情的にならず」かといって「お願いだから・・・」などと言わず
お互いの距離を近づけていく、それが一歩です。

怒鳴る、批判する、文句を言う。を繰り返している以上、関係は悪くなる一方です。

穏やかに、相手がわかるような言葉で、自分の想いを伝える。
やってみましょう。


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