#25 古藤田博澄の【伊豆むあん】|幸せな人間関係を築くために(25話 心の迷い、葛藤)
【2010年6月16日(水)6:06 伊豆むあんブログより転載】
10年前の連載記事を転載しています。
情報や状況が古い可能性もありますが、当時の想いが今もなお価値のある情報としてお届けできることを願っています。
映画「マディソン郡の橋」に登場する女性の葛藤
毎日、天候を気にし、牛が病気にならないかと心配し、夫の顔色を伺う・・・そんな毎日。
写真家との出会い、4日間の愛の時間。そして別れ・・・
自分の話に耳を傾け、自分を綺麗だといって、愛してくれた人。
もとの生活に戻ることへの苦痛と絶望。
夫にも子供にも私は必要。いなくなれば迷惑がかかる・・・
あなたとの生活は幸せでないとは言えない。夫を傷つけたくない・・・
でも今の生活を続けていくことは、私にとって不幸・・・
もっと、いろんな人に出会い、話をしたい。きれいな手でいたい。綺麗な洋服を買ってたまには出かけたい・・・
今まで文句一つ言わずに過ごしてきた私が、本当はこうしたいのと言っても
夫は理解しないだろう・・・
自分を助けるのは、自分自身の選択。
夫に今の自分の想いを話し、できれば、外で仕事を探し働きたいとか、こういう時間を持ちたいとか自分の求めを話してみる。
まったく、相手が理解してくれない、聞く耳持たないということであれば、家を出ることを考えることも一つの選択肢。
夫が自分の言葉に、理解を示し、一緒に考えていく意志が観られれば、
新たな選択肢も見えてくる。
自分が変わらなければ、変わろうとしなければ、その気持ちは相手には伝わらない。
何もしないで、相手が変わることを期待することはあまり良い考えとは言えない。
自分は自分自身が変わることで、今までになかった「新たな選択肢」に気づく。
そのことが心の迷い、葛藤から解き放たれる瞬間となるかも。
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