#11 古藤田博澄の【伊豆むあん】|幸せな人間関係を築くために(11話 「自由と楽しみ」の欲求)

【2010年5月25日(火)6:10 伊豆むあんブログより転載】
10年前の連載記事を転載しています。
情報や状況が古い可能性もありますが、当時の想いが今もなお価値のある情報としてお届けできることを願っています。

「自由の欲求」

他人の人生を無理やり強制して言うとおりにさせたいという「あなた」の欲求と、そのような強制から自由になろうとする「私」の欲求との間に、正しいバランスをとろうとするのは自然なこと・・・

「自分にしてもらいたいことは、ほかのひとも同じように求めている」
だからしてやりなさい。

この教えを間違って解釈してしてしまうと、自分の与えに応じないものには、その自由を奪い、力によって応じさせる。ということになって、それがさまざまな不幸の原因となる。

人は、自由を奪われ、管理され、自分より力のある者からの圧力で行動させられる、そんな環境下では、気持ちは常にネガティブ。

決してポジティブな志向にはならない。

仕事に対して本来の目的意識を失い、怒られない為に、ミスをしない、言われたように行動することに専念する。

自由な発想、創造的ひらめきは生まれてこない。

自由を抑圧することが、本当に人のためになっているのでしょうか?

人の力を最大限引き出し、ねらい(目標)通りの結果を出していくことが、例えば組織の長の役割。

「楽しみ」の欲求

学びと楽しみは、密接な関係がある。

学ぶということは、生きるうえでとても大切なこと。
学ぶことは、ためになり、力にもなる。
そしてなによりも「楽しみ」を与えてくれる。

人は他人であって自分ではない。何もかも違う。

だからこそ、相手のことを知り、学ぶことが、良い人間関係を持つ最善の方法となる。
お互いが一緒に学びあうことで、楽しみを分かち合い、笑顔になる。

学習-楽しみ-笑顔・・・

幸せは、求めなくても、自然にやってきます。

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