なんなのか
こんにちは。久しぶりに私自身の話です。
夏は姿を消して、秋が顔をのぞかせている。
そんな夏の空気は無くなったけれど秋はかすかにしか感じられない今です。
お酒が好きで、タバコも好きで。
お酒を飲みながらタバコを吸って心を落ち着かせると言いますか、嫌なことを少し遠ざけると言いますか。
要するに現実逃避の材料としてこの二つを嗜んでいるわけです。
ストレスでタバコ始めたんだよねとかお酒はやなこと忘れられんだよとか、しょうもないし恥ずかしいと思って口にはしないけれど、そのストレスや嫌なことを口実に今日も今日とて、お酒もタバコも口にしてしまってます。
お酒を飲んでいる時、自分に集中してるのかはたまたそれ以外わかんないのか、筋肉の胎動が鮮明に聞こえてたまに怖くなります。
私は聴覚過敏気味で、いろんな音が鮮明に聞こえて嫌に感じることが20余年生きていて多々ありますが、その影響もあるのでしょうか。
最近は真剣にやろうと思っていた音楽もおざなりにしてしまって、少し息がしづらくなりました。そのせいか筋肉の胎動は早まるばかりで家に帰ろうにもどうも落ち着かず、またお酒とタバコを口にするのでした。
好きなものを素直に楽しめないと言うのはかなり酷でして、お酒もそうですが、歌もギターも紡ぐのにはかなり勇気とそれに見合った労力が必要で、ストレスを感じるとか、疲れてしまうとかではなくただただ、億劫に、億劫になってしまうのです。
ですが私はどうしょうもない人間で、考えないと言うことは難しいので、新しい曲の歌詞を考えては挫折しコードやメロディーを考えては才能のない自分に飽き飽きするのでした。
そう言う時に決まってお酒とタバコを口にし、私は決まって筋肉の胎動を耳にします。
形容のし難い音、そのズーンと重い生命の音を聞くたびに私は陰鬱となっていきました。
医者にも掛かっています。それも月一で注射を打たれるくらいでそれ以外にはお酒をやめろだとか外に出てみろだとか諳んじられるほど聞いた言葉を私にかけるのがお決まりになっています。
私を陰鬱とさせる私の生命の音は私をどうしようとしているのか、私には皆目見当がつきません。本当に筋肉の胎動なのか、なんなのかも私の知見の至る所ではないし、先に書いた内容も本当かどうかと言われると怪しいところではあります。
ですがこの音だけは本当に聞こえていて、本当にやるせない重い気持ちにはなっていると言うところで、この文章を終わらさせていただきます。
ご査収のほど