EQを高める為の具体的な方法
何かを表す時に略語にされると、その意味の定義にアクセスすることが難しいことが多い。
今日挙げているQOLやEQもあながち当てはまるのではないだろうか。
QOLは"Quality of Life"の略で、生活の質を表す。EQは"Emotional Quotient"(感情指数)の略で、感情知性や感情的なスキルを測るための指標である。
私は長年医療従事者として生きてきた為、QOLという言葉を用いることが圧倒的に多かったが、この2024年に入り、ますますEQを意識することが大切な鍵なのではないかという気がしている。
EQ(Emotional Quotient)とは、個人が自分や他人の感情を理解し、効果的に扱う能力を測る指標で、これには、自己認識、自己管理、社会的意識、人間関係管理などが含まれる。
一般的に、高いEQを持つ人は、ストレスや挫折に対処する能力が高く、他人との関係をより良く築くことができるという訳である。
さて、あなたのEQはどうだろうか?
どうやったらEQを測ることができるのか。
まずは自分のEQ数値を把握することが肝要である。
EQを測る主な指標は以下の5つである。
1、感情認識能力
→自分自身や他人の感情を正確に認識できる能力。
2、自己認識力
→自分の感情や行動の原因を理解し、自己意識を高める能力。
3.、自己管理力
→感情をコントロールし、効果的な行動を取る能力。
4、社会的意識
→他人の感情や視点を理解し、共感する能力。
5、対人関係能力
→良好な人間関係を築き、コミュニケーションを円滑に行う能力。
しかしながら、これらの要素を正確に評価するためには、当然さまざまな心理学的なテストやアセスメントが必要となる。
ここまで見てきて感じることは、QOLが、個々人における生活の質を指す一方で、EQとは、社会の中で生き抜いていく為に否応なしに必要とされるスキルであると言い換えられよう。
人は社会の中で生きなければならず、これらの能力を求められる。EQが高ければ、人生を切り抜いていけるだろうし、EQが低ければ、どこかで諦めたり避けたりする局面が出てくる。
一部の人だけがEQを享受していくというのは、それぞれの人間の持つ個性を活かし、尊重される機会を失うことに等しく、どこか悲しい。
私は自分が医療の現場で経験してきた知見からも、その鍵はやはり脳機能の賦活化、再統合にあると感じている。
誰もがEQを伸ばす可能性は秘めている。
では、脳のどこを活性化させたらいいのか?
以下からは、その具体的な場所を紐解いく。
EQが開花する脳の要刺激エリア
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