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大晦日のAMに葉っぱのフレディを想ふ

早いもので大晦日。

昨日仕事の合間にNHKの放送を背後に受けて耳にしたのは、日本人が昔から嗜んできた年末年始の習わしには全て深い意味が込められているという解説であった。

お年玉には、新しい魂を吹き込む意味があるとか、しめ縄には、悪霊を入らせない工夫があるとか、恥ずかしながら、ここまで生きてきても知らないことばかりだった。

言葉を知っていてもその奥を知らずに使うことが私たちは多くある。

それでいても、日本語には他の言語にはない、言霊という素晴らしさを持つ。

自分の口から紡ぎ出される言霊をケアすること。
そのことをこの一年を振り返って考えさせられた。

タイトルに挙げたフレディは、亡くなった日野原重明先生が愛した本でもある。
私も大好きで、患者や子供に読んできた。

いつ読んでも涙ぐんでしまうこの本こそ、言霊が込められている。

文字を声にして音に変える時、私たちの言霊は響き合う。


昨日も今日も明日も、新しい命は巡る。

命のリレーとは、今年亡くなった谷川俊太郎さんの言葉。

私たちは死ぬことは避けられないけど、新しい日を創造することは出来る。

令和6年に感謝を込めて、さよなら。
来るべき令和7年に敬愛をこめて、おはよう、こんにちは、こんばんは。

皆さん、ありがとう、これからもどうぞよろしくお願いします。

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