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【寄稿】『ゆめみるけんり』vol.5コンテンツ公開

 ことたびが主催している『翻訳文学紀行』の姉妹同人誌『ゆめみるけんり』の新刊(vol.5)のコンテンツが公開されました。
 『ゆめみるけんり』は、2017年から刊行されている、海外文学の翻訳を中心としたZINEです。海外文学の翻訳を軸としておられますが、オリジナルの詩や散文、ヴィジュアルアートも充実しており、非常に読み応えのある媒体です(個人的には、大正期の文芸雑誌『白樺』をぼんやり連想したりします)。ペーパーバックでスタイリッシュな装丁、DTPも凝っていて、電車で読んでいる人を見かけたら思わず横から覗き込んでしまいたくなるほどかっこいい本です。入手方法は以下の通り。各地の個人書店でも販売されているようですので、見かけた際にはぜひ手に取ってみてください。

 さて、vol.5刊行にあたって、ことたびは、『翻訳文学紀行』編集長として「ゆめみるけんり」のふじたみさとさんと文通をさせていただきました。その内容をまとめたものが掲載される予定です。同人雑誌を出版するに至った経緯や、外国語との付き合い、書く(描く)ことについてなど、徒然なるままに書き綴っております。やわらかく、やさしく、感性豊かなふじたさんとのやりとりは、心癒されるとても楽しいものでした。どんなページに仕上がるのか、今からわくわくしております。

 今回出版されるvol.5で『ゆめみるけんり』は一旦区切りを付けられるとのこと。そのためか、最新号は今まで以上に読み応えのあるコンテンツになっているようです。

 水声社から出版されている『プリーモ・レーヴィ――失われた声の残響』(ガブリエッラ・ポーリ+ジョルジョ・カルカーニョ(著))の翻訳者、二宮大輔さんも寄稿されています。

 『翻訳文学紀行』をお取り扱いいただいている京都の古本屋カライモブックスへのインタヴューも面白そうです。「割り切れへんもんは余らしといたらいい」というタイトルが、とてもカライモブックスっぽい。

 きっと素敵な本に仕上がるに違いありませんので、刊行された暁には、ぜひお買い求めください!

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