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未来の不安より自分の神様

3年くらい前に
母が親切でくれた
敷布団カバー。

綿の敷布団を打ち直したタイミングで、
「布団生地が傷まないように」との気遣い。

その布団は、
父が私の結婚の時に作ってくれたものだから、
大切に使っていきたい想いに
母の気遣いがくっつきました。

その布団カバーは
軽く5年以上前のもの。
父が生前時代に使用していたもの。

当日、オジサンクササ代表のような
頭につける油をつけていた父だから、
その油がシーツを通り越して、
敷布団カバーに薄茶色のシミとなり、
頭を置くあたりは広範囲に染み模様。

それはそれは
素直な言葉で汚らしいもの。

マジ、コンナノクレルワケ

と、素直に思ったけど、
シーツかけるし、
母の気遣いを受けいれつつ。

「とりあえず、布団傷まないように使って、
いいのあったら買い替えよう。」と、
使い続けてあっという間に3年以上。

ようやく!!!
新しい敷きカバーを購入したので、
長男と二人で付け替えました。

長男と二人の時間は
ふといらない思考が出てきがち。

今、彼のできていることは沢山あるけど、
ひとりで生活するスキルとなると
できないこといっぱい。

ひとりで買い物できないこともその一つ。
(食品や日用品の買い物も含む、買い物という行為全て)

「ひゅうちゃーん、
お母さんとさ、買い物一緒に行くこと、
増やしてみない?」

次男は一緒に買い物行くことを
普通にするけれど、
長男は半強制お願いするくらいじゃないと
行こうとしない。

たぶん、私の推測だけど、
その理由は
「めんどくさい」が第一位
「関心ない」が第二位

なので、
正しくは「できない」のではなく、
「やりたくない」かもしれないけれど、
やりたくないから、やらないから、
「できない」という行動になっています。

私の買い物練習お誘いの言葉に、
もちろんスルーで無言の長男。

そんな言葉を口にした後、
私の思考が動き、口にした言葉

「そうだね。
先はわからないし、
その時になったら、
ひゅうちゃんの神様がなんとかするかもね」

「うん」←返事をした!!!!

日向と付き合っている方はわかると思いますが、
彼の返事の第一位は【無言➕表情】

声に出す返事って少ないんですよね!

それも、家族の中では
「えええーーーー」とか
「ゔゔゔーーーー」とか
否定的な擬音が多いのですが、

「うん」と軽やかな返事!!!!

「ひゅうちゃんの神様って、
ひゅうちゃんの中にいるのね。

ひゅうちゃんとは別のものではなくってね。
ひゅうちゃん自身のことなのね。」

「うん」←返事した!

これまでも、
彼を育ててきて、
彼のミラクルの出会いやタイミングに、

「ひゅうちゃん!今、魔法使った?!」って、
言ったこともあるのですが、
最近さらにそれを感じるようになってきて、

つい先日、
「ひゅうがくん、本当にすごいよね。
それを形にしているゆうちゃんも、
すごいよね!!!」と、

友達に言われたんだけど、

「たぶん、私は日向のなかの日向に、
動かされているんじゃないかと思うんだよね」

って話したところ。

そんなことも薄々私の思考にあったから、

「あれだよね。
ひゅうちゃんの神様のひゅうちゃんが、

母ちゃん、今ここに行け。
母ちゃん、あの人にこれを言え。

って、命令だしてるでしょー」って
言ってみたら、

「えーー」って言いながらも
全否定とか
(何また馬鹿なこと言い出してる)でもなく、
ニヤニヤとまんざらでもない感じ。

買い物できない〜
ひとりで生きていけないかも〜
次男が面倒みる?
いや、それは違うはず。

じゃ、グループホームという選択?
良い人に巡り合えるよう願う???

将来を思うと、
そんな思考が簡単に浮かぶのですが、

今はそこじゃない!!!!

未来の不安のために、
今、頑張るとか、
今、やりたくないことやるとか
今、できていないことをできるように訓練するとか

ではなく、

彼の今だけを大切にしてきたから、
ミラクルが続いて、
今がある。

私にはわからないけど、
日向にははっきりとわかっている
何かがある。(みたい)

私がどうこう案ずるより、
日向の神様に任せておけば
大丈夫!(なはず)

そんなことを
二人で3枚の布団の敷きカバーを変えながら、
考える時間になりました。

*画像は昨夜、日向が切ってくれた梨。
彼の仕事は美しい。

#神様 #自分を信じる #こどもを信じる
#今ここを生きる #子育て

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馬場 裕子(親も子も自分らしく生きていい)
サポートいただけたら嬉しいです。今は自立が難しい長男のアート作品を使ったグッズ制作販売やそのためのスキル取得など、彼と共に生きる術に活用します。