障害年金受給開始して始めたこと
発達障害の診断ある20歳の長男のことです。
彼のこれまではこちらにまとめてます。
6月で20歳になり、
ひとりでできていることもありながら、
ひとりではできないことも多くある中、
彼の幸せ寿命を大切にしたい気持ちから、
彼が彼らしく生きる道を選んだ
Artist Hyugaという生き方。
ただただ書き続けている
数式をファッションにして、
展示販売に駆け抜けた
2020年11月〜2022年12月。
それは彼の生業になるほど
大きな収入源にそう簡単になるわけではなく、
奇跡の出逢いを積み重ね
なんとか続けている段階。
そんな中、
11月から彼の障害年金の受給が始まり、
親の私はひと安堵。
初めてのことに対して、
ひとりで行動に移すことは難しく、
これまで経験したとしても
彼自身の興味関心ないことは応用がきかない。
11月
彼名義の通帳に記入するため
まずは一緒に銀行へ。
これまでも、
通帳記入や現金出し入れの
説明と経験をさせてきましたが、
まるで生まれて初めて
ATMをみたかのような
おどおどとした様子。
でも、タイミングよく、
私たち親子以外、
誰もいないという、
好条件は私と彼をリラックスさせてくれました。
ひとつひとつ、
ゆっくり丁寧な動きの長男に
優しい妖精の囁きのように
ATM操作の方法を伝え、
聖母マリアのようなおおらかな気持ちで、
通帳記入と現金引き出しを
一緒にしました。
「できたねー。よかったねー。大丈夫だねー。」
私の言葉に
うっすら笑みの嬉しそうな彼。
「次は2月ね。今度は歩いて一人で来て、一人でできるかな?できるよ!」
不服そうに無言で首を横にかしげる彼。
障害年金は、
彼の衣服の購入、
交通費など、
彼の暮らしや行動に必要な時に使うことも
伝えました。
2月
物欲もなく、
一人で出かけることもなく、
お金を使うことがほとんど無い生活。
それでも、電車代など時々出費もある。
今後、
彼が自分のお金を管理して生きていけるかどうかわからないけど、
お金を使う感覚とお金の管理は
体験し続けて身につけてほしい。
そうだ!おこづかい帳をつければいいかも。
100均に二人で買い物に行き、
現金出納帳を彼のお金で購入。
その日から
お金の入出金を彼が書くことにしました。
そして3月の今。
あれからお金を全く使っていない。
通帳記入もしていない。
障害年金受給月は通帳記入をしてほしい私の願い。
カレンダーに
通帳記入の日を書いておこうかー。
いやいや、
私が言葉を添えないと、
彼はカレンダーを見ない現状。
次は彼が自ら、
奇数月の通帳記入にいける方法、
私が手出し口出ししなくても
自らできる方法を
考えてみようと思います。