傷ついてきた自分を思いだす
友達に貸すことになり、
何年ぶりに本棚から出してきた本。
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傷ついたあなたへ
わたしがわたしを幸せにするということ
-DVトラウマからの回復ワークブック
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あまり気にせず、
後ろページからパラパラとめくりだすと、
所々に私の書いた言葉と黄色いライン。
そうした自分が過去にいたことは、
忘れていたはずだけど、
パラパラしているうちに、
「あー、
こうやって自分の経験や気持ちに
近いものに線引いたね」。
この時に書いたこと、
今も同じことあるある。
この時から大切にしてきてんだ、私。
パラパラ、パラパラ、
黄色いラインをさらり読みながら
前ページに向かっていく中、
加害者の心理解説や具体的事例短文にきたら、
急に涙がポタポタ
この表現、言葉通りで、
絵に描くと涙は丸い水球となってポタポタと、
目から下に落ちていく。
私の忘れていたその時の感情が波立つんだ。
その時というのは、
この本を初めて読んだ時。
読みながら、
それまでの経験が
苦しくて辛くて悲しくって、、、
てことは当たり前だったんだと、
自分を見つけて認めて知った時。
私の経験ではないはずの本に、
私の気持ちや心の動きが書いてある
参考書のよう。
ひとつのワークの実践では、
ハートの形を黒のボールペンで
塗りつぶし塗りつぶし、
ぐちゃぐちゃに殴り書き。
涙と苦しみ・悲しみの他、
怒りの感情が胸の奥から初めて湧き上がり。
ボロボロと泣きながら
重ねた紙が3枚目までズタボロになっても、
書き殴り書き殴り。
コレハワタシノココロソノモノダ
そう思えたら、ふっきれた。
これだけは鮮明に覚えていたけれど、
他は忘れていた私の心の代弁文章たち。
随分と泣かなくなったけれど、
やはりここに直に触れると
涙は反応してしまうのね。
それがわかってよかった。
DVとは
『親密な相手からの執拗なコントロール』
それに気がつけるために、
DVとはを知ること。
今の苦しみ辛さは、
間違っていないと思っていいこと。
私が悪いのではない。
私が私の幸せをつくるために、
生きる道は選べること。
私、よくここまでこれました。