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喫茶店の旅 群馬・新潟編(6月13日〜6月19日)

6月13日(月)
・神戸元町のポエム御一行様と「アリア」を訪問。ママさんの姿が見えなかったのでマスターに聞くとすでに入院したとのこと。マスターお一人でお客さんの対応をしていて大変そうだった。数年前はサラリーマンかその筋の人しかいなかったのに、若い女性を何人も見かけて驚いた。純喫茶、本当に流行ってるんだね。昔の兎我野町・太融寺町は、安い飲み屋が数多くあり今のようなホテル街ではなかったそう。

かつての街の様子を調べるために、1973年発行の「大阪青春街図」を開く。URCレコードやプレイガイド・ジャーナル社はこの界隈にあったのか。

アリアは17日に閉店。後日、またブログでアリアの思い出を振り返りたい。


6月14日(火)

・梅雨らしい雨の一日。夜行バスは深夜出発なので、ギリギリまで旅行計画を練る。
・昨日話題に出た本松洋子さんの「雨の日」やコハクなど、数年前によく聴いていたCDを引っ張り出し、夜行バスで聴けるようになんちゃってipodに入れておく。新潟といえば、一時期夢中になって聴いていた稲田伸太郎さんも入れなきゃ。
・24時直前梅田からバス出発。約10年ぶりの夜行バス。全然寝付けない。

6月15日(水)
・9時過ぎ高崎駅着。寝ぼけていたせいで駅のトイレにリュックを置き忘れてしまい、血の気が引く。すぐ気づいたおかげで無事戻ってきたけど、気をつけなあかんなぁ。届けてくれた人に感謝。高崎は良い所。

コンパルの外観


コンパルの店内

・駅から徒歩10分ほどのコンパルへ。47都道府県の純喫茶・群馬県代表の喫茶店。今は無き、十三のなにわを思い出す椅子の色とフォルム。著者の山之内さんは何度もコンパルに足を運んだらしい。せっかくなら高崎の街をぶらつきたかったけど、時間がなく次の目的地・前橋に急ぐ。


「あるく」のナポリタン


・12時、前橋市の喫茶店「あるく」到着。こちらも47都道府県の純喫茶・群馬県代表。本に掲載されていたナポリタンが楽しみだったが、ランチタイムメニューがナポリタンだった。ここでも山之内さんの話。取材を受けるつもりはなかったけど、「ぜひ載せたい」という山之内さんの熱意に打たれて承諾したそう。マスターいわく「真面目な男だったよ」。京都出身のマスターは関西弁で話しやすい方だった。

前橋も街歩きが楽しそうなところだったが、先を急がねば。初の群馬を後にして、新潟へ。

石打邪宗門

・群馬と新潟は隣県なのにアクセスが悪く、次の目的地に間に合わせるために上越新幹線に乗車。15時過ぎ、無人駅「石打」で下車。降りたのは私だけ。冬場はスキー客で賑わう石打の国道沿いにある「石打邪宗門」へ。ここは47都道府県の純喫茶・新潟県代表。本に掲載された喫茶店の中ではアクセスしにくさトップクラスだと思う。聖杯のような器に入ったアイスコーヒーは、教会喫茶にふさわしい。

行きたかった喫茶店を全部周り、ホッとして今日の宿泊地長岡に向かう。ディナーは長岡の老舗パン屋さん、フクセンドーのコッペパン。

6月16日(木)

「ミチル」のモーニング

・長岡で迎える朝。駅前の「ミチル」でモーニングを食べ三条市、燕市、新潟市秋葉区をブラブラ。喫茶店に行ったり、街歩きしたり、充実した一日。新潟と大阪、中途半端に距離があるからつながりはないだろうと思いきや、店の人や観光案内所の方と話していると「息子が住んでいる」など、ゆかりがある人と何人も遭遇。私が住む北摂の市のことも知っている方が多かった。

18時、新潟駅着。ホテルに荷物を置いて万代に繰り出す。今日のディナーはみかづきのイタリアン。

6月17日(金)

白山神社のおむすび型おみくじ


・今日の目的は白山神社参拝と近代建築めぐりと、散策の合間に新潟のブロガー・ぱりんこさんがブログで薦める喫茶店(木曜館→カラカス→ちぇりー→シャモニー本店)に行くこと。蒸し暑くて過酷な街歩きだったけど、朝から晩まで新潟駅周辺を散策できた。次に新潟に来ることがあれば、佐渡や会津方面にも行ってみたい。


6月18日(土)

新潟土産
新潟土産


・新潟最後のモーニングはナッツ 上大川前店。何度も利用したイトーヨーカドーでご当地コーヒー牛乳とドリンクヨーグルトを買い込む。14時15分、新潟空港発関西空港行きのPeachで帰阪。LCCも関西空港も初利用のわりにスムーズに帰って来れた。関空から自宅までは1時間半。旅の選択肢として時間に余裕があるならアリだな。

6月19日(日)
・1日ぐったり。旅行中も婦人科の症状に悩まされていたので、重い腰を上げて病院の予約。大したことありませんように。

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コトリス|喫茶店の懸け橋ライター
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