インターンのどか 2022.09.09
インターンシップでお世話になっております、のどかです。
この度はインターン日記を書く事になりました。よろしくお願いいたします。
因みに私は、一週間のみの滞在でしたので、この日記が最初で最後の日記になります。
要するにズボラです。
これを書いているのは、インターン最終日の夜です。
つまり、これは日記と題してはいますが、最早日記ではありません。
このインターンの期間に思った事などを、徒然なるままに書きたいと思います。
ご了承ください。
さてこのインターン中、確信した事があります。
それは、醸造酒の素晴らしさです。
「いきなり何を言い出すんだ、インターン日記だろう」と思われた事でしょう。
私もそう思います。
しかし、私がこの様に確信したのには訳がありますので、順を追って綴って行きたいと思います。
初日と二日目の夜には、「良夜(バー)」にて、沢山の方たちとお話する事が出来ました。
その中で感じた事は、自分自身が思ったよりも人見知りで、他人に対して愛想の無い人間だという事です。
これは、以前から何となく感じてはいました。しかし普段あまり他人と話さない私は、この点について、自己の認識が甘かったようです。
「良夜」にて、初対面の方々とかなり込み入った話をした事により、確信に変わりました。
私の場合、確信するまでにかなりの時間を要するようです。
初めて出合う人に、この点を指摘されて漸く確信出来たのです。
でなければインターンにすら来なかったでしょう。
三日目から五日目までは、オフでした。
当然、東京の街に繰り出していった訳ですが、ここでも、かなりの人見知りを発揮しました。
この期間に感じた事は、初体験に対する異常な恐怖心も、乗り越えてみると存外、大したことでは無いのかも知れないという事です。
私の習性として、初めての場所・人・ものなどに遭遇すると、かなり体調が悪くなるようなのです。
そして独り言を念仏の様に唱え始める。
しかし乗り越えてみると、案外なんて事はない。
恐怖心も、アイデアも、一晩寝かせてみると、思ってもみなかった方向からの視点を与えてくれるのかも知れません。
これは、醸造と同じ原理ではないでしょうか。
六日目、七日目は、動画の編集作業と本の買い取り作業などを行いました。
正直、動画の編集は骨が折れました。
私は、情報の取捨選択というのが苦手なようです。
どこを強調すれば良いのか、という様な全体像が全く見えてこないのです。
そこで、もう動画は放置して、早めに寝る事にしました。
すると次の日は、少し前進しました。
が、それでも、加依さんと、もう一人のインターンさんから助言を頂いて、やっとのことで動画の長さなどを所定のものに近づける事が出来ました。
どうもありがとうございました。と、この場をお借りして申し上げたい…。
さて、本の買い取り作業もなかなか新鮮な体験でした。
「いったいいつ頃の本なのですか」と目を見張る様な、年期の入った本の山。
では無く、例えるならば森です。
本好きならば、例え獣道であろうと分け入りたくなるような、鬱然たる本の森。
正直、古い本を、古いからといって読まないなどという事はありません。
先の醸造の例などを挙げると、古いものには寧ろ、新しいものには無い味があると思います。
本との関わり方にも、同じ事が言えると思うのです。
一度読んだ本を、暫く棚に仕舞っておく。
すると、いつかまた読みたくなる。
再度読んだ時には、また違った感想を抱いたりするから面白いのだと思います。
人間の出会いも然り。
私の場合は、とりあえず古い本に出合うと、無性に気分が高揚するのですが…。
上手く纏められませんが、この様な事を、何となく考えていました。
つまるところ、私の人生は絶賛寝かせ中といったところです。
私は一体、これからどうなるのでしょう。
また暫くしたら、想像もしなかった自分に出合えるのでしょうか。
未だ現在分かりませんが、そういう事にしておきます。
お読みいただきありがとうございました。
では、またどこかで。