インターンシュウヘイ 2023.01.19
こんばんは
京都市壬生からやって参りました、テラニシ・シュウヘイと申します。
先週末から今週金曜日まで小鳥書房さんにてインターンをさせていただいております。
何卒、よしなに。
さて、インターン日記です。
20230118
落合さんからの「谷保を満喫していってね」という言葉を背に受け小鳥書房を出る。話し込んでいたら随分夜遅くなってしまった。満喫するにしても、この時間じゃどの商店も閉まっている。全ては明日からの自分に任せよう。それでも、ほんの少しだけ真っ直ぐ家に帰るのが躊躇われて(コトナハウスは小鳥書房の斜向かいだというのに)、行く宛も無く遠回りをして帰る。
商店街をぐるっと回って、いい加減帰るかと諦めかけたとき、ふと焼き鳥屋さんの看板が見えた。『さすらい人』。そういえば、雄一さんとことねさんが話してくれたお店がそんな名前だった。店の前を二往復くらいしてから、重厚な扉を開ける。店内には大将が一人だけ。常連のお客さんだらけなお店よりも、むしろ安心する。
「1名なんですけど、いいですか?」
「どうぞ。カウンター...いや、今日は暇だから暖かい席行きなよ」
そうして暖炉の傍の席に通される。やっぱりいい人のやってるお店だ。っていうか暖炉のあるお店初めて来た。
グラスに生ビールを注いで、焼き鳥を注文する。
「最近は野菜が高くて、参っちゃうよ」
「すごく分かります。困っちゃいますよね」
ジャズとパチパチと暖炉の薪が弾ける音のする店内で、取り留めもなく言葉が行ったり来たりする。落ち着く。一杯と少しつまむだけのつもりが、焼おにぎりまでしっかり食べてしまった。
帰り際、大将が会話のなかでニッと笑ったのが印象的だった。なんか、少しだけ谷保を満喫できている気がする。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?