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「安全率」って、知ってますか?

あんぜん‐りつ【安全率】
〘名〙 機械、構造物またはその材料極限の強さと、安全上許される限度許容応力との比。構造物または材料の安全の程度をあらわす。安全係数。

精選版 日本国語大辞典 より

要は「ぶっ壊れる負荷のn倍の力をかけても問題なければ安全率nになる」ってやつ、らしい。そこの貴方も一度は乗ったことがあるであろうエレベーターにて目にする耐荷重の表記も、あの数値がガチの限界というわけではなく、このくらいの重さだったらまぁ許容っすよ、と製作元が公表している一つのラインでしかなく、実際のところ書かれている重さのn倍(大体2~3倍らしいよ)に関しても実はワンチャン耐えられるらしい。要は故障を未然に防ぐための保険だ。




なんか。なんかさ。


人生っぽいな。この考え方。


またこんなことをボヤいてしまう自分が恥ずかしいよ。


でも一度入り込んでしまうと文字として保管したくなってしまう。



ごめんだけど、許して欲しい。






安全率0.4の選択肢を踏める人間になりたい。
本当に、尖ってみたい。この分野に勝る奴、まぁいねえっすよ、みたいな。これでしか飯食うつもり無いっす、みたいな。そんなんになりたいってずっと思ってる。


社会常識的にやらなければいけないことよりも自分が心から感じるやらなければいけないことに注力出来て、そこに突き進んだ結果、前者と後者が交わったレールを引けるような雰囲気に自他共になる。そんなんになりたい。


んで最近特に感じるけど、自分の周りの若者たちも大体みんな同じようなものを抱えて生きてる。全員とは言わないけどね。
有象無象のまま死にたくないって考えてるの自分だけかなって思ってたけど、表現や角度は違えど背負ってる理想は殆ど同じだった。


だからもうこれって如何にスニーカー履き潰したまま社会にズカズカ入れるか勝負な訳で。でもやっぱみんな安全率高すぎるから。人生に対してめっちゃ保険掛けたくなるから。ズカズカできるの一握りになるよねって。


形はあるけどどこかぼんやりとしているような夢を現実に変えてこれてる人って安全率めっちゃ下げて継続できてる人じゃん。活動に対しての上手い下手であったり向き不向きであったりってどうでも良くて、結局やったもん勝ちなんよ。分かってる。でも踏み出すためのハードル超えるために犠牲にしなきゃいけない安全率がデカすぎると。これをデカいと感じないくらいの個体差が欲しかったなって、正直思ってしまいます。


例えば仕事しながらYouTube活動してま~す、みたいな人って沢山いてそれは金銭面で安全率維持してない?みたいなのもあるけど、時間面と精神面で安全率めっちゃ下げてるからね。同じだと思う。




んで自分語りに入ってしまうと安全率下げられない問題は自分には特に顕著だと思ってて。大学で如何にはっちゃけても根幹にはほぼ影響しないし。就活は人より早く終わらせてしまって自身の安全率の高さを実感するし。社会のレール全力乗っかり人間よ。


偉いけどすこぶる偉くない。
過去の自分にも今の自分にも裏切り続けてる。今の人生楽しいけど、これでいいとは全く思ってない。でも安全率下げる行動力と度胸がないから、もうこんなこと2年3年ずっと自分に言い続けてきて。こんなどうしようも無い自分に背中押してくれるような人物だっているというのに。


もうずっと、色んな話や物事に対して考えた末の結論がこういうのばっかりで。だからnoteに似たようなことをいっぱい投稿しちゃうんだよね。


例えばさ、自分プロ野球大好きで。応援してる球団に同い年の選手が入ったのよ。勿論その人は野球一筋でその時点で凄いんだけど。高校生の頃プロの世界に行けなかった彼は高卒のまま社会人野球の道に進んだの。基本は大学行くのが普通なんだけど。彼は普通を選ばなかった。んでめっちゃ成功して今めっちゃ活躍してるわけなんだけど。


ね、こういうの本当に羨ましいよ。成功は結果論だとしても、そういう道に踏み込めるのが本当に凄いんだ。しかも同い年て。やめてくれよ。
活躍してるのはめちゃくちゃ嬉しいけどね本当に。


それで言ったら「安全率」も同じ大学の優秀工学部生友達とのDMで何気なく出たワードで。その単語から出た思考の結論がこの記事。ずっとこんな感じ。



ふん…。
もう本当、どうしようもないなあ。


基本誰にも見られてないこの媒体だからこそ吐くことができて。でも見られてる人には見られてるんですよね。分かってて。いや見るなってことじゃないんですけど。


未だにこんなこと考えてる自分が恥ずかしい。嫌すぎる。
いつになったらこのループから抜け出せるんでしょうか。


「やってみればいいのに」が一番難しい。
こんなに難しいなんて。




現在時刻4:45。
今日はサークルの後輩とカラオケ、らしいです。
貴方は、どうでしょうか?


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