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最近、泣けてしかたなかったこと

今、高3の双子の娘と息子は、関西方面への進学を希望している。

私たち家族は愛知県在住。

二人の希望が叶えば、4月から夫との二人暮らしになる。

結婚22年目、夫婦二人の暮らしが、こんなに早く来るかもしれないなんて、想像もしてなかった。

娘はいつの頃からか、北海道や大阪に住んでみたい、海外にも住んでみたいなどと口にする子だった。

息子の方はというと、高校に入学後進路調査の用紙には、家から通えそうな大学ばかり記入していた。

夫は子供たちには言わなかったけど、私には、子供たちは(特に息子には)高校卒業後は家から出たほうがいいと言っていた。

私は子供たちの望むようにしたらいいと思っていた。

そうは言いつつ、私自身結婚するまで実家暮らしだったので、子供たちもそうなるんじゃないかなぁって心のどこかで思ってた気もする。

そんな中、高3になった4月のある日、学校から帰ってきた息子が突然言った。

「大学では下宿しようかな」

どうして急にそんなこと言い出すのか尋ねるてみると、先生の話しを聞いて

“自分が甘えている”と感じたとのこと。

その時は「そうなんだあ」と思うだけだったのに、その翌日、息子の言葉を思い出したら
自分でもびっくりするほど、寂しくて、涙が止まらなくなってしまった。

それも涙ポロポロのレベルではなく、おいおいと声を上げて泣けてくる。

幼い息子のかわいい姿が次々と思い出され、車の運転をしていても、涙が自然とあふれて困ってしまった。
 
*

その日から毎日毎日少しずつ、子供たちと離れて暮らす覚悟を決めている。

寂しいけれど…

子供たち成長するだろうな
私自身は家事がラクになるんだな 
自分の時間が増えるんだな
私だってまだギリギリ40代だし何か始めることだってできるんだ

など考えていたら、だんだん前向きな気持ちになれている。

 
その前に、受験というハードルがあるんですけどね。 

そこは子供たちががんばることなので。


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