002 しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス
派手な演出のない映画。
だけど、それがいい。
ーあらすじー
モードは生まれながらの障害を持ち、絵を描くことが唯一の喜び。
一方、孤児院で育ち、町はずれの小さな家で暮らすエベレット。
このふたりの出会いから40年にわたる結婚生活を描いた作品。
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モード・ルイスは実在の人物で、カナダで有名な画家。
彼女が主人公のようなタイトルだけど、
夫婦の物語です。
ふたりはしあわせな結婚に必要なもの、持っていません。
お金や家など、暮らしぶりを外から見て形になっているものを望まない。
困難と障害。それぞれの孤独の中にいたふたりにとっては、認め合う相手、自由を感じる暮らしがあればじゅうぶん。
有名になっても、何ひとつぶれることがなかったのは、
ほんとうの強さと素直さを持っていたふたりだったから。
観終わったあとは温かな気持ちに。
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ふたりの小さな家がかわいい・・・
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