011 大統領の執事の涙
時代の空気を決めるのって一体なんだろう。
ーあらすじー
農園の奴隷の子として育ったセシル。
盗みに入った店主から、厳しい現実を生き抜く言葉をもらい、人生が変わっていく。
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冒頭からショッキングな展開。
遠い昔のような出来事かと思ったら近代のアメリカだった。
奴隷からホワイトハウスの執事へ。
場所は変わっても、
差別によって限られた生き方しかできないセシル。
彼に対しての言葉や目に映るものが、時代と共に移り変わっていく。
狂うことなくその場に静かに佇む姿を見ているといろんな感情が押し寄せてきます。
ひとりの人間の人生にしては、つらく長い。
新しい時代へと移るラストは、どうかこのまま安らかにと祈らずにはいられませんでした。
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ちょっと邦題があれなんですけどって思ってます、正直
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