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写真を撮る理由

とてもありきたりな話だけど、深く考えたことは無かった写真を撮り続ける理由の話。

きっかけは、これから長い付き合いになるだろうな〜と思ってた方を偲ぶ会でした。

「写真を撮り続けるコツは、自分に飽きないこと。」

「もう命が無いと分かってから見た夕焼けは美しいとは思えなかった。」

そんな話を一日の内に別々の会話から聞きました。
記憶力がアレなので、大体そういう内容だったという感じで申し訳ないのですが、この2つが私の中では繋がったのです。

何かに感情が湧くということは、世界に飽きていないということ。
世界に飽きていないということは、自分という感性、感覚が感じることを諦めていないということ。
諦めていないのだから、飽きていない。

なんかそんな感じです。

で、私は自分に飽きないために写真を撮っているのかも...と思うのです。
自分に飽きないために写真をダシにして、色々やってみる。
そうやって、自分に飽きないようにしてるから、写真が撮れる。
卵が先かニワトリが先かみたいな感じで、写真を撮り続けているのかもしれないな...と思ったのです。

夕焼けは特別焼けてなくても綺麗だと思うし、最近始めた花のサブスクで選ぶ花一輪で盛り上がってしまう。
些細なことに美しさを見出せるのだから、写真が撮れる。
そうやって、自分や世界を楽しめているのだから、良きかな良きかな〜です。

もっと上手く切り取りたいとか、自分では思いつかなかった視点に嫉妬したりは、ままありますが、それはまた別の努力の話。

写真を撮り続ける才能は、どうやら磨けたようです。

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