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ETERNAとX-T5と時々XF30mm Macro

去年にカメラをFUJIFILM X-T3からX-T5にアップデートして数ヶ月。
好みだろうなと思っていたクラシックネガやノスタルジックネガはやっぱり好みで、最近はどちらかに設定することが多い。
だけど、○○ネガを使いこなせなくて、馴染みのクラシッククロームにすることもある。

とは言え、これまでクラシッククローム一辺倒だったのだったので、フィルムシミュレーションを変更する頻度が増えたので、なんだか忙しい気がする。

私のフィルムシミュレーション三強時代到来...などと思っていたところに、待ったを掛けたのがETERNAだった。

X-T5で撮ったETERNAがなんだか良い。
柔らかで繊細だ。
静かだけど、遠くで生活の音がしているような感じがする。

そこそこの田舎に住んでいて、ドラマチックとは縁遠い場所に住んでいる。
しかも、寒いだの花粉だので最近は家に引きこもってばかりの私が撮るのは、身近なものや生活だ。

そんなものたちへの愛着を積み重ねていって、私の人生そんなに悪くないと思う。
そんな風に世界を見せてくれるのが、カメラというか写真だったりする。

ETERNAで撮ると日々を大事にしているような世界に見えるというか、そうしたいという願望が形になる。

例えば、頂き物のちょっと良いバームクーヘン。
食べるにあたりお茶を丁寧に淹れるし、食べるための時間を作った。
満を持して頬張る。

XF30mm Macroは見たままの距離で、そのまま写真が撮れた。
美味しい!と思う時間と距離感をそのままに撮れた気がする。
で、そこにまた感動しちゃったり。



スマホで撮るみたいに、ササッと日常を切り取れる。
カメラがあることが自然な感じ。
生活に馴染んでしまうから、「何気ない」という本当は研ぎ澄まされている瞬間を撮るのに適してるんじゃないかと思った。

そんな距離感で、ETERNAで、世界を描いたら素敵だった。
見つけた!と思った。
自分が悩んで選んだモノを「買って良かった」と思えるのは幸せだ。

XF30mm Macroは、おウチ最強レンズだと思う。
じゃ、外では...?というところはこれから確かめていこうと思う。

花粉が落ち着いたら(笑)


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