本堂の奥まで行ってQ〜!謎に包まれた奥社までの道のりを歩いてみたら、、、
こんにちは!
おてつたびのなおやです!
今日は琴平を代表する観光名所である「こんぴらさん」を紹介します!
そもそも「こんぴらさん」とは何か。その歴史から紹介します。
「こんぴらさん」は「金刀比羅宮」の愛称であり、古くから海の神様として親しまれている大物主神を祀った全国の金刀比羅神社の総本宮です。
本宮まで785段、さらに奥社までは1,368段と長く伸びた石段の参道が有名で、道中にも重要文化財の建築物や、美術品などを収めた御社が点在しているほか、レトロな情緒溢れる町並みが続き、年間通じてなんと約300万人もの人が「こんぴら参り」に訪れているそうです!
特に江戸時代の「こんぴら参り」は庶民にとって一生に一度の憧れだったそうでようです。
また、当人に代わって旅慣れた人が代理で参拝に行くこともありました。
なかには、飼い主の代わりに代参する犬も現れ、「こんぴら狗」と呼ばれていました。こんぴら狗は飼い主を記した木札、初穂料、道中の食費などを入れた袋を首から下げて、旅人から旅人へ連れられ、街道筋の人々に世話されながら、立派に務めを果たしたようです。
本堂までの道のり
では早速こんぴら参りの道のりを紹介します!
まずは階段までの道のりの参道です。私たちが宿泊している「コトリコワーキング&ホステル琴平」や讃岐うどんの体験ができる「中野うどん学校」などが参道沿いにあり、いつも賑わいを見せています。
そして参道沿いの店を見ながら進んでいくと最初の階段が!
階段は最初はゆったりで階段沿いにはたくさんのお店が並んでいるのでとても面白いですよ。
特におすすめなのが
「池商店」さんです。
池商店は、「五人百姓」として名物の加美代飴を販売している有名なお店です。
五人百姓は金刀比羅宮の境内で古くから金刀比羅宮と縁故ある家柄をもって、唯一代々営業を許されている飴屋のことです。その歴史あるお店で発売されている加美代飴はこんぴら参りの記念として長持ちするお土産として売り始めたそうです。
池さんは琴平では知らない人がいないほど有名でおてつたびで訪れた私たちにも優しく接してくれるいいお兄ちゃんという感じです。
皆さんもこんぴら参りの際には是非お立ち寄りください
詳しくはこちらを検索
https://www.ikesyouten.com/
しかしそんな楽しい階段も100段付近で終了
ここからは急な階段をひたすら登っていくことになります
113段目から大門までは特に急な石段であり、一之坂と呼ばれます。
そしてこの大門から150メートル程続く石畳の道は、桜馬場と呼ばれます。春、爛漫に咲いた桜が道の両側から枝を交えるお花見の名所だそうです。いやぁこれで春に琴平に行く理由が見つかりましたね〜。
そしてこれまた急な石段を登った先にあるのが旭社で、ここで少し休憩。
そして、その後も道沿いを歩きながら石段を登っていくと、、、
本堂に到着します。
奥社までの道のり
御本宮の向かって右側、展望台から続く道の鳥居が、厳魂神社(通称「奥社」)への参道の入口です。御本宮から奥社まで、距離は約1.2キロメートル、石段は全583段です。
奥社までの道のりの1番の敵はなんと言っても「虫🦟」です。
かなり山奥ということもあり、虫などが大量に発生します、登る際には長袖、長ズボンでの参拝がおすすめです。
そして
長い道のりを歩くと見えてくるのが、、、
奥社になります
厳魂神社(奥社)の海抜は421メートル、表参道からの石段の数は全1,368段です。「奥社」は通称であり、正式な名称は「厳魂神社」です。金刀比羅本教の教祖である厳魂彦命が祀られています。
厳魂彦命は、戦国時代に生駒家の家臣の子として生まれ、早くから和漢神仏の学を修め、宥盛と称して高野山で修行し、象頭山金毘羅大権現別当金光院主となり、戦国の兵火により荒廃した金毘羅大権現の再興に尽力、金毘羅信仰の発展の礎を築きました。
慶長18年(1613)、「死して永く当山を守護せん」と言い残し、天狗と化して忽然と姿を消したと伝えられています。のちに金毘羅大権現の守護神「金剛坊」として祀られました。
厳魂彦命が祀られる厳魂神社は、〝こんぴらさま〟を見守るかのように、現在も御本宮の方角に向けて建てられています。
下山スタアとはかなりの疲労感がありましたが、琴平に行った際には是非一度登って見てほしいなぁと感じました。