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出版後の著者名変更について

こんにちは!ことりです。
Kindle出版したあとで、著者名を変更したいと思ったことはありませんか?

今日はそのお話についてシェアしたいと思います。

■著者名の変更ってできるの?

私の著者名は以前は「kotori」でした。
小鳥が好きだから「ことり」。
でも「kotori」のほうがカッコいいかな?という単純な理由でローマ字にしていました(汗)

ところが出版デビューして5か月後にTwitterを開設。
すると、Twitter名にひらがな3文字をすすめている方が多いんですよね。
確かにそのほうが覚えやすい…。
ひょっとしたら著者名も「ことり」の方が良かったのかも…。
だから思い切って両方変更することにしたんです。

そこでまずはKDPに問い合わせてみました。
一応KDPでは著者名の変更はできないことになっているんです。
私の場合はローマ字表記からひらがな表記に変更するだけ。
その程度の修正なら大丈夫だろうと思っていたけど、NGでした。

以下、KDPカスタマーサポートからの回答です。

本の詳細情報の一部は、出版後は変更できなくなります。
お客様がご出版されております電子書籍の場合、出版後は著者名の変更はあいにく不可でございます。

どの詳細情報を変更できるかは、その本が電子書籍かペーパーバックかによっても異なります。
出版後に編集できない詳細情報について詳しくは、以下のヘルプ ページをご覧ください。
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G200736410#can_update_after_publishing

(KDPカスタマーサポートより)


いったんは諦め、その後も「kotori」の名前で出版を続けました。

でも、あるとき変更できないはずの書名が変更できてしまったことから、著者名もダメ元でやってみることにしたんです。

そのときの記事はこちら。

結果的には…著者名の変更はできました!
変更できるという保証はないのですが、もし迷っているならダメ元でやってみる価値はあるかもしれません。

■著者名変更の手順

そのとき私がやった手順をお伝えしますね。
KDPに問い合わせしてもNGと言われるだけなので強行突破でいきます!(笑)

①KDPで著者名変更

まず最初にやるのはココ。
KDPの「電子書籍の詳細情報の編集」で著者名の変更をします。
これさえクリアすればなんとかなると思います!

②表紙を変更

詳細情報と表紙を一緒に変更しないのは、詳細情報の変更が認められるかわからないから。
変更の申請して通ってから表紙を変更します。
特に表紙をデザイナーさんに発注している方は要注意です。
先にデザイナーさんに修正の依頼をしてしまうと、①が却下されてしまったときに無駄になってしまいます。

③本文を変更

本文の原稿にも著者名が入っている方は修正します。
「本扉」や「はじめに」「おわりに」「奥付」もチェックしましょう。
Kindle本のファイル作成って、結構手間がかかりますよね?
だから、これも①がクリアしてから修正するのがキモです。
A+コンテンツにも著者名を入れている場合は、こちらも修正が必要です。

④Twitter名変更

著者名とTwitter名を同じ名前にしている場合は変更します。
著者名変更の告知もしましょう。

⑤ブログやLINE公式などの修正

ブログやLINE公式などで書籍の宣伝をしていませんか?
そちらでも著者名変更の告知をしましょう。

⑥オープンチャットでの告知

オープンチャットなどに参加している場合は、そちらでも著者名変更の告知をしましょう。


いかがでしょうか。
著者名変更時の手順を思い出しながら書いてみました。
もしかしたら、忘れているものもあるかもしれません(汗)

私の場合、著者名変更をしたのはすでに出版数が40冊を超えているときでした。
ここまでくると修正も大変で、いまだに本文は手付かずの状態です。

冊数が増えてくると修正も一苦労です。
もし変更されたいのであれば、早ければ早いほど良いです。

■著者名を変えて良かったこと

いちばん実感したのは、名前を覚えてもらいやすくなったことです。

たとえばTwitterやオープンチャットでも、名前で呼んでくださる方が増えました。

また、Amazonでも検索されやすくなったと思います。
「ことり」と入力すると、「ネタ」「ねた」「固定」「ペーパーバック」などが出てくることもあります。
タイトルまでは思い出せなくても、検索してくださる方が一定数いらっしゃるのかなと思っています。

■著者名変更のアドバイスも

出版サポートでも、著者名についてお伝えするようにしています。
著者名の変更をご検討いただくなんて、サポートとしてはやりすぎかなとも思いました。
でも、Kindle出版って何冊も出版される方が多いと思うんです。
だから、そうなる前にこの著者名で本当に良いかどうかを念のため確認するようにしています。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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