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退職後の保険料控除&減価償却の落とし穴?弥生の会計ソフト+e-Taxで確定申告終わりました!

こんにちは!
やっと確定申告が終わってホッとしたことりです。

今年も『青色申告の教科書』を見ながら、「やよいの青色申告オンライン」に入力していきました。


ただ、今年の確定申告は少しイレギュラーな点がありました。

・去年、会社を退職した
・減価償却の取り消しがあった

この本を執筆したときは想定していなかったケースだったため、私自身も迷うことが多かったです。
そこで今回、学んだことをnoteでシェアしようと思います。



■会社勤めの場合の保険料控除

会社員の方は、お給料から厚生年金や健康保険料が天引きされているため、給与所得の源泉徴収票にある「社会保険料等の金額」欄に支払った金額が記載されています。

また、年末調整の際に会社に生命保険料の控除証明書を提出している場合、その金額も源泉徴収票に反映されています。


■会社を退職した場合の保険料控除

○社会保険料控除

退職後、私は 国民年金国民健康保険 に加入しました。
この場合、 自分で確定申告時に申告する必要があります。

ただし、国民健康保険の保険料世帯主(夫)がまとめて支払っているため、夫婦のどちらが控除するかを選べます。
我が家では夫のほうが収入が多いため、夫の確定申告で控除することにしました。

そのため、私自身が控除するのは国民年金のみ
送られてきた社会保険料控除証明書を見ながら金額を入力しました。

《やよいの青色申告オンラインでは》
社会保険料控除の「源泉徴収票に記載された金額以外に何か所に支払っていますか?」の質問で「1」を選択します。
社会保険料の入力では、「国民年金」を選択し、支払保険料を入力します。
そうすると、源泉徴収票に記載された金額との合計が表示されます。


○生命保険料控除

生命保険料も、送られてきた 控除証明書を見ながら入力 します。

《やよいの青色申告オンラインでは》
生命保険料控除の「源泉徴収票に記載された金額以外に申告する生命保険料・個人年金保険料・介護医療保険料以外に何か所に支払っていますか?」の質問で、私は「2」を選択しました。



■減価償却の取り消し

今回、一番悩んだのが 減価償却の処理 でした。

去年(令和6年)、iPhoneを買い替えたため、新しいiPhoneを減価償却として計上しました。
ところが、2年前(令和4年)に購入したiPhoneの減価償却がまだ続いていることに気付きました。

減価償却の一覧にはiPhone2台分がある

もう手元にないiPhoneの減価償却を今年も続けていいのか?」と疑問に思って調べた結果、処分した資産は減価償却できないそうです。
そのため、「減価償却の取り消し」をすることにしました。

《やよいの青色申告オンラインでは》
取り消しをするのは、「売却」と「廃棄」がありますが、私は「廃棄」を選んでいます。

次の画面で廃棄した日を選択し、「登録」をクリックします。
適用の欄は空欄にしました。


次の確認画面で「はい」をクリックします。


状態が「償却中」から「廃棄」に変わり、年末未残高も「0」になりました。
確認できたら「完了」をクリックします。


次の確認画面で「はい」をクリックします。


結果として、4年の耐用年数を設定していたiPhoneを2年で買い替えてしまったため、減価償却しきれない分が発生してしまいました。

20万円未満の資産については 「一括償却資産」の特例を使うと3年間で均等に償却できるため、買い替えの時期を考慮して一括償却を選ぶのもアリだと思いました。
私の場合、新しいiPhoneはもっと長く使う予定でいるため、一括償却にはしていません。


■e-Taxで確定申告

迷ったポイントはあったものの、今年もe-Taxで無事に確定申告が終わりました!
e-Taxについてはこちらのnoteにも書いています。


ちなみにスマホとマイナンバーカードで電子署名をするさいに、マイナンバーカードの暗証番号が必要です。
私は暗証番号を忘れて3回もエラーを出してしまったのですが、5回のエラーでロックがかかるのでご注意くださいね。



白色申告オンライン対応 いちばんやさしい白色申告の教科書」も発売中です。
こちらは年会費もかからず、ずっと無料です。


「確定申告ってなに?」という副業初心者さんはこちらの「青色申告&白色申告 基本がわかる本」がおすすめ。対話形式でサクッと読めます。



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最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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