山小屋との出会いと別れ
こんにちは、ことりです。
森のなかの山小屋を購入し、二拠点生活をはじめて7年。
私たちの新たな「家さがし」が始まりました。
前回の記事のつづきになります。
管理事務所のMさんには、最初の物件さがしのときもお世話になりました。
山小屋がある別荘地は寒冷地のため水道管などのトラブルも多く、除雪車で削られた道路の補修なども管理事務所でやっています。
その対応に追われているMさんにお会いできることはほとんどありません。
そんなお忙しいMさんに案内をしていただくことになった日。
いくつかの物件を内見したあと、実は他のサイトで気になる山小屋を見つけたことをMさんにお話しました。
するとMさんは、「うちに依頼された物件ではないけど……」と前置きをしたうえで、「外からご覧になります?」と案内してくださったのです。
山小屋のまわりをグルッとまわり、窓から部屋のなかをのぞきました(でも、暗くて見えない)。
太い柱で支えられた外観は写真で見るよりもずっと魅力的で、しっかりとしたつくりの広いウッドデッキも私の好みでした。
それが私たちの山小屋との出会いです。
定住の家さがしにワクワクする部分もありますが、この山小屋は売りに出すことになります。
私たちの「ときどき森暮らし」が詰まったおうち。
こうしてときどき山小屋の写真を見返してみると、切なくなることも。
新しいオーナーさんのもとで大切にしてもらえたらと思います。
* * *
「二拠点生活」から「定住」へ。
これから少しずつ、その道のりを綴っていきたいと思います。
もしかしたら途中で断念するかもしれませんが、温かく見守っていただけると嬉しいです。
二拠点生活の家さがしについて書いた本はこちらです。
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