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親しき仲にも礼儀あり。夫婦に大切な「感謝」と「距離感」

私はもう何年も夫婦関係に悩んでいます。
でも肝心な部分に蓋をして、きちんと向き合うことを避けてきた結果、

 喧嘩が絶えない
→ こちらが話し合いたくても、相手が自分の主張ばかりで話を聞いてもらえない
→ 一つでも意見するとキレられ、何倍にもなって返ってくる
→ “話してもムダ”とコミュニケーションを諦める
→ 夫婦の会話は必要最低限の業務連絡のみ

このように悪い方向へと、どんどんステージが進んでいます。

夫婦間の問題(*子どもとの問題も同じです!)を解決する唯一の方法はコミュニケーションです。そのため、一方がコミュニケーションを放棄すると、関係を修復するのがとても困難になってしまいます。頭ではわかっているのに、気づけばそうなっていました。

自分の気持ちや考えを自由に話せる家庭の雰囲気づくり、そして相手を否定・批判しないコミュニケーションがとても大切です。

これができていないと、夫婦だけでなく、子供も親とのコミュニケーションを諦めるようになってしまいます。
 
***
 
今日は、初めてnoteに投稿した内容を、もう一度自分なりに頭の中で整理してまとめてみようと思います。


【夫婦関係*重要な部分をもう一度おさらい!】

① 夫と妻は分かり合えなくてあたりまえ

まず、夫と妻は、感じ方も考え方も全く違う、別の生き物。お互いに分かり合えなくて、理解しあえなくて当然なんです。
“自分たち夫婦だけがなんで…”と自分を責める必要はありません。


② 特に子育て中の夫婦は、脳の使い方が真逆

【男性脳】(仕事脳)は、明確な目標設定をし、最速で問題解決をするための思考回路で、批判や指摘が多くなり、相手の感情を察したり、話を聞くのが苦手です。

女性脳】(子育て脳)は、共感することで気づきを生み、情報を得るため、相手の感情、気持ちを重要視します。

“共感してほしい妻と、常に理論詰めで正論を説く夫”

この違いは、男性女性それぞれの役割に応じた脳の違いからくるもので、議論してもなかなか会話が交わらないのはこのためなのです。

お互いに、被害者意識を持ち“悪いのは相手だ”と考える前に、この違いを認識する必要があります。


 ③ 良い関係を保つには、この違いを理解し、ベストな関わり方を見つけていく努力が必要

そもそも夫(妻)は、生まれ育った環境や価値観の違う他人。しかも異性で、全く違う考え方をする別の生き物。

そんな夫(妻)と、長く良い関係を保っていくには、この違いを知識として理解し、お互いを尊重する努力が必要です。

また日々、相手を観察&学習して、トライ&エラーでベストな関わり方を見つけていくことが大切です。

この時に忘れてはならないのは、「親しき仲にも礼儀あり」。家族だから何を言っても、何をしても構わないという考えは間違いです。

マナーのある言動を常に意識することが大事です。依存心や干渉は手放し、思いやりと感謝の心を持つことを忘れないで。
 

④ 上手な夫婦喧嘩のコツは、言いたいことを言い合って、結論を求めず終わりにする

理解し合えないもの同士、お互いが納得できる落としどころなんてありません。無理に結論を求めると余計に炎上するので、終着点なしのまま終わりにするのが正解です。

 
⑤ 本音でぶつかる喧嘩は、夫婦にとって必要なこと

夫婦間で問題意識を共有して、だめな部分をさらけ出して本音でぶつかり、それを乗り越えていくというプロセスは、お互いがさらにレベルアップするための重要なステップです。

最低限のルールをわきまえて、最終的に仲直り、和解ができる喧嘩は悪いものではないのです。

言いたいことも言えずに諦めてしまったり、自分の感情を押し殺してしまうほうが問題です。
 

⑥ 親が本音でぶつかり、壁を乗り越えていく姿は、子供たちにとって学びとなる

夫婦がぶつかり合いながらも、お互いの違いを認め合い、尊重し合うことができたら、夫婦間で多様性を認める文化が生まれる。

考え方の違う両親が衝突しあいながらも、なんとか協力しあって生きていく姿を目の当たりにすると、子供たちは自然と、多様性や、将来どうやって良い家族関係を築いていくのかを学んでいきます。

***

夫婦は分かり合えなくてあたりまえ。良い関係を継続するには、覚悟と努力が必要です。

相手を変えようとするのではなく、自分が変わるための行動をとる。適切な距離を保ちつつ、感謝と尊敬の気持ちを相手に伝え続けることが大切です。

時間はかかるけど行動あるのみ。


最後まで読んでくださりありがとうございました🌈









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