【2025】私のへびちゃん【巳年】
あけましておめでとうございます。
2025年が光溢れる素晴らしい一年になりますように。
今年もマイペースにnoteを楽しんでいきたいです。
どうぞよろしくお願いします!
今年の干支は巳年、へび。
リアルなへびは苦手な人もかなり多いと思いますが
へびってよくよく観察するとクリクリなおめめで可愛いくて私は好きです。
私は爬虫類全般が好きな側なのでみっちりと体をおおうウロコもちろちろと動く舌も
『なんてラブリー!抱きしめたい!!』
と思っちゃうんですが…苦手な方からしたら拒絶反応出ちゃうポイントかもしれないですね。
へびが嫌いな人にも今まで出会って
話を聞いたりするので理解はしてるつもり。
でも好き側の人間からすると
『そこがいーんだよ!キャワイイっ!』
という感想になってしまいなかなか解り合えないのだろうな、と思ったり。
私はへびにずっと昔から不思議な力を感じてる。
実を言うとトカゲや亀やワニの方が好きな爬虫類だったりするのだけど
へびはちょっとポジションが違う、と昔から思っていた。
人生の何個目かのタトゥで
アメリカントラディショナルのデザインで定番のへびにタガーナイフが突き刺さってる絵柄を選んだ。
生き物としてはトカゲや亀の方が好きなのになぜにへび…と不思議に思いながらも自分に必要な気がした。
『定番だから』という理由では何か物足りない。
定番の図案なんて他にも沢山あってへびじゃなくてもいいはず。
でも当時は『へび』が体のここにないとダメだな、とだけ強く思った。
世界の神話や土着の信仰に興味があったのも影響してるかもしれない。
どこの国でもへびは何かしらで登場するので『モチーフとして』『シンボルとして』特別な存在、と感じることは大きい。
タトゥを彫ったのと同時期くらいにシルバーの小さなへびデザインのペンダントヘッドを購入した。
デザインが好きなロイヤルオーダーで一目惚れしたそのへびは
サイズが小さく手頃だったため当時の私でも買いやすいアクセサリーだった。
今でもお守りがわりにつけたりしてる。
不思議なことにそのへびはつけてると初対面の人に褒められることが多い。
『わぁ、ヘビのデザインかわいいですねぇ〜』
小さくてさりげなくて目立たないと思って身につけてるのだけど
他人からすると目を引くのだろうか。
私も気に入ってるので
『ありがとございます〜
へびはお守りなんです〜』
なんてやりとりをしたりするのだけど
個人的には初対面の人と自然な会話のきっかけになるし
『へびが嫌いではない』という相手の趣向を少しだけ知る手がかりになるのでなんとなく助かっている。
30代に入ってからはブルガリのへびの飾りがついたお財布を愛用した。
長財布のど真ん中にへびの頭をポンとつけたデザイン。
高級ブランドにさほど興味ないので
『へびの頭がついている』ことだけが理由。
でもさすがブルガリ、上品でかっこいい。
ぼろぼろになるまで使い倒して今はシンプルなミニウォレットに変更したのだけど
ブルガリの『セルペンティ』はまたいつかタイミングがきたらお迎えしたいアイテムだ。
こんなにへびアイテムを選んで愛用してるのだけど
そこに明確な理由がないことに自分でも疑問に感じていた時に気づいたことがあった。
私の『逆さ干支』がへびなのだ。
今まで特に理由がない
なんとなく
でもとても気になる…
と感じて選んでいたへびは
私の干支『亥』の逆さ干支。
そこに気づいた時、妙に納得した。
後付けの屁理屈っぽいかもしれないけど
わざわざ消えないタトゥとして身体に彫っちゃってるくらいなので、ずっと特別な存在だと思っていたことは確かだ。
へびのアクセサリーをお守りとして愛用していたが、逆さ干支を知ることで説得力が増した。
理由なんてなくてもいい。
でも理由が『ある』となんだか安心する
と感じている自分もいる。
へびは神様として祀られたりしながら
毒蛇も存在して人間の脅威でもあり
そういう二面性も魅力的だなと思う。
昔の人々がへびに見出した神聖さと禍々しさ。
ロマンチックで好きだなぁ。
ちなみに私はへびのタトゥと
対になるように孔雀を彫っている。
孔雀はへびを食べるという理由で選んだ。
孔雀の優雅さを思い浮かべれば迷信と思うような話。
でも本当だそうです。
飼育下の孔雀はあんまりへびは好まないそう。
環境で食べ物の好みが変わるのもおもしろい。
タガーナイフで痛めつけられて
更に捕食者の孔雀が狙っている…
という状態で私のへびちゃんは
毎日ふとももで暮らしている。
自分でも理由がはっきりしないけど
心惹かれるものって
もしかしたら見えない何かに導かれたり呼ばれたりしてるのかもしれないな
と、へびのことを考えるたび思う。
私が選んでるつもりで
向こうに選ばれてるのかも…
なんてね。
読んでいただいてありがとうございました!