大学生活を振り返って(大学一年生編)

note継続、9日目。

今週から新人研修が始まって、なかなかnoteを書く時間が取れない…


前回は、今後の大学生活を左右することとなる新入生歓迎会と、そこで出会った友人のNくんの話を書きました。

気が付けばもう歓迎会から四年経っているんだなと、感慨深い気持ちです。

また、こうして書き起こしていなければ、数年後には思い出せることも少なくなっていると考えると、振り返ってみて良かったと素直に思います。

さて、今回でようやく大学に入学し、右も左もわからないまま一年が過ぎていくこととなった大学一年生編です。



大学一年生編

Y君とコミュニケーション

新入生歓迎会で、不安を行動の原動力とし、新たな友人を作ることができた。

このことは、高校入学時と比較して、大学入学時の自分が変化していることを示す出来事だった。
そして、この変化は私にとって望ましいものである。

勢いをそのままに、私は新しくできた友人N君に対して、一緒に学内説明会に行かないかと誘った。学内説明会とは、大学生活における心構えや、履修登録の方法などを学校側が教えてくれる場のことである。

友人のNは私の誘いを快く承諾してくれた。そして、そこで出会ったのがNくんの友人であるYくんだ。

Nくんはどんな人とでも、一定程度話そうと努力する。私もそうした対人コミュニケーションをしてきたつもりである。

そのため、全く違うコミュニ―ケーションの取り方をするYくんに衝撃を受けた。

Yくんは、自分の興味のない人の話をほとんど聞かない。それは、後々同じ学部のグループでY君とその他数名で行動していて分かったことである。

そしてその興味の対象に、出会った当時の私は入っていなかったらしい。私がY君の興味の対象外だったという話は、後に彼から直接聞いたので間違いない。全くひどい話であるし、またなぜ興味がなかったことを相手に伝えるのかも私にはわからない。けれど、ここまで赤裸々に自身の内面を語れる彼をうらやましくも思う。

私は自分の感じたこと、思ったことを他者に伝えるのが苦手だ。いや、正確に言うならば伝えたくない、と考えている。

自分の本心を伝えて否定されたら、自分が嫌な気持ちになるだけでなく、否定してきた人を嫌いになってしまうからだ。そんな自分の狭量さに嫌気がさす。

けれども、「自分の考えを伝える」ということも、文章ならばできるとこのnote執筆を通して感じている。note執筆がきっかけとなり、自分の考えを他者に表現できる人間になっていきたいものだ。

母親のカウンセリング

話をY君についてへと戻そう。

Y君は私に興味がなかった。それはY君の「友達の友達」が苦手という考えも影響したものであったが、それを露骨に感じ取ってしまった私は非常に傷ついた。

初対面の人に何故か嫌われている。なぜだろう、高校入学前後の人を不快にさせる自分が出てしまったのかな。

そんな不安に苛まれた。

実際は嫌われるどころか、興味も持ってもらえていなかったようだが。

そうしたY君とのやり取りについてのふあんを、私は母親に相談した。

その時、母親は
「多分、あなたが思っているほど、相手はあなたのことを気にしていないから大丈夫。関わっていけば、あなたの良さは伝わる人には伝わるはずだから。」
と言ってくれた。

今思うと、私のこと、そして伝手に聞いたY君のことまでズバリと当てていた母親は、すごい人なのかもしれない。

何度も、何度も母親には助けられた。一番長く一緒にいた人だから、迷惑をかけることもあったし、過保護な態度を疎ましく思ってしまうこともあった。

けれども、やはり一番私のことを考えてくれていたのは母親で、そんな母親にこれからは恩返しをしていきたいと心から思っている。

以上、今回はここまで。

コトレでした。





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