【知らなきゃ損！？】SEからコンサルに転職する3つのメリットとは？
こんにちは！
奈良慎太郎です。
こちらの記事はお読みいただけましたでしょうか？
前回の記事では、昨今のコンサルファームでSE経験者の採用ニーズが高まっている理由をお話しました。
（前回記事を読んでからのほうが、今回のテーマについて理解が深まるかもしれません。まだ読んでいない方はぜひ！）
今回はその続き、SEからコンサルに転職するメリットを解説します。
転職するにあたって、メリットの把握が必須なのは言うまでもありません。
これまで転職をほとんど考えてこなかったSE経験者の方も、これからSEになろうと思っている方も、この記事を読んで「コンサルいいかも」と思ってもらえたら幸いです。
SEからコンサルに転職するメリット その①
まず1つ目のメリットは、システム開発の工程のうち、上流から携わることができるということです。
もともとSEが担当する工程は、詳細設計からシステムテスト、そして保守運用までです。
・詳細設計：プログラムを実装するために、システムの内部構成を検討するフェーズ
・システムテスト：「要件定義」の内容が実現されているか確認するテスト
・保守運用：開発したシステムの正常な稼働を維持するために行われる諸種の管理作業
SEはいわば開発のプロです。しかし、その開発内容は「要件定義」に基づいたもの。
つまりSEは、すでに上流（「要求分析」「要件定義」「基本設計」）で決められたことをこなさなくてはなりません。
しかし、コンサルになれば、その上流・骨格部分の構築から携わることができます。
※コンサルファームによっては、骨格部分のみのサポートを担う場合もあり、開発には携わらないところもあるので注意です。
SEのときには体験できなかった「お客様と対峙してシステムを考える」ということができ、１からシステムを構想する喜びを味わうことができます。
また、SE経験者は開発のプロなので、過去の事例などをたくさん蓄えています。
そのため、コンサルとして骨格部分から構想する立場になったとしても、即戦力として活躍できるはずです。
SEからコンサルに転職するメリット その②
2つ目のメリットは、ズバリ年収がアップするということです。
私が過去に担当したAさんは、年収450万円から900万円にまでアップしていました。（2倍！！）
Aさんは、もともと大手証券会社のシステム子会社で働いていました。
システム開発の一連のプロジェクトリーダーを任されており、「どんなシステムを導入するか」といった構想策定の部分にも携わる活躍ぶりでした。
それにも関わらず、子会社という理由から、年収はかなり低めだったのです。
しかしちょうどその頃、我々のところにITコンサルタントを求める企業の案件が舞い込み、その方にその案件をご紹介することができました。
その企業の意思はかなり強いものだったので、年俸は高めの800万、さらに入社一時金として100万円の、合計900万円がAさんに支払われることになりました。
このように、SE経験者のニーズは高く、年収もかなり期待できます。
こういった点も、コンサルに転職する大きなメリットであると言えます。
SEからコンサルに転職するメリット その③
3つ目のメリットは、キャリアの可能性が大きく広がるということです。
ITコンサルタントになれば、
①CTO（最高技術責任者）
②戦略コンサルタント
③IT×M&A（ITDD、ITPMI）
などといったキャリアに進む道が拓けます。
どのキャリアにおいても、ITコンサルタントに必要な「提案力」が大きく活きてきます。
あなたがどんどん先を目指したいのであれば、ITコンサルタントになることが良い機会になることは間違いありません。
まとめ
【SEからコンサルに転職するメリット】
①システム開発の工程のうち、上流から携わることができる
②年収がアップする
③キャリアの可能性が大きく広がる
SEからコンサルに転職することは、あなたのキャリアプランにおいて大きな一歩になるはずです。
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【登壇者】
石井 力
株式会社コトラ
［ 経歴 ］
中央大学商学部卒、アビームコンサルティング戦略部門にて大規模BPR、組織・人事制度改革、RPA等の各種コンサルティングに従事。他2社のマネジメント経験を経て現職。
[ 担当業界 ]
コンサルティングファーム、ITコンサルティング（RPA含む）、人事マネジメント職・スペシャリスト
【ファシリテーター】
奈良 慎太郎
株式会社コトラ
[ 経歴 ]
青山学院大学在学中、米国・東南アジアへ留学。卒業後、米国外資系コンサルティング会社へ入社。
基幹システム導入・業務改善・社内リクルーティングプロジェクト等幅広く従事。2019・2020年 コトラNo1ヘッドハンター。
[ 担当業界 ]
戦略コンサルティングファーム、M&Aコンサルティングファーム、ITコンサルティングファーム、ファンド投資先若手ポジション、その他外資系企業
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